イスタンブール/イスタンブール基本情報

イスタンブールのエリアガイド(4ページ目)

アジア大陸とヨーロッパ大陸にまたがるイスタンブール。地区によってその雰囲気はまるで違います。ここでは、イスタンブールをおおよそ5つの地区に分け、それぞれの地区の特徴と観光スポットをご紹介。どんなイスタンブールを見たいか、おおよその旅のプランを立てるのにお役立てください。

執筆者:安尾 亜紀

ニシャンタシュ・ベシクタシュ・オルタキョイ地区(ヨーロッパ側・新市街)

高級ブラント店が立ち並ぶセレブ地区、ニシャンタシュ

高級ブラント店が立ち並ぶセレブ地区、ニシャンタシュ

タキシム広場が渋谷なら、ニシャンタシュ地区は銀座。タキシム同様、建築物にはアールヌーヴォーを基調としたヨーロッパスタイルが多く、ブランドショップやお洒落なカフェが並びます。物価は一気に上がりますが、こうした現代トルコのセレブエリア探索というのも、また面白いかも。バーゲン時期に重なれば、ここで買い物するのもお得です。

イェニチェリの演奏が見ものの軍事博物館

イェニチェリの演奏が見ものの軍事博物館

ニシャンタシュからタキシム広場に向かう道の左手には軍事博物館があります。ここは12世紀から残る武器などが展示されており、毎日15~16時には館内ホールでイェニチェリによる無料コンサートを開催。イェニチェリとは、8世紀ごろから戦場でオスマン軍を鼓舞するために演奏していた軍楽隊のこと。近くを通ったら是非立ち寄ってみて。

 
トプカプ宮殿とは一味違ったドルマバフチェ宮殿の門

トプカプ宮殿とは一味違ったドルマバフチェ宮殿の門

このエリアの海岸沿いには、新市街最大の見どころ、ドルマバフチェ宮殿があります。これはオスマントルコ帝国後期の宮殿で、ヨーロッパ 建築の影響がふんだんに見られる豪華絢爛な建物。バカラ製のシャンデリアやヘレケのシルク絨毯など、インテリアに必見ポイントも多数。

 
古い建物を修復して作られた新しいスポット、アカーレットレル

古い建物を修復して作られた新しいスポット、アカーレットレル

ドルマバフチェ宮殿から海沿いの道を北に進むと、徒歩10分ぐらいでベシクタシュ地区がでてきます。最近、このベシクタシュからニシャンタシュに上る道が改修され、アカーレットレルと呼ばれるお洒落な通りになりました。ブランドショップやホテル、お洒落なカフェ、バーなどが並んでいて、イスタンブールの新しいスポットとして注目を集めています。

ベシクタシュからさらに北に車で5~10分ほど進むと、オルタキョイ地区が見えてきます。カフェやレストラン、ジャズバーやクラブもあれば、雑貨店も多い地域で、週末にはアクセサリーなどを売る露店市場がオープンします。
  • 前のページへ
  • 1
  • 3
  • 4
  • 5
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます