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【宝塚用語徹底解説】 “組長さん”…?(4ページ目)

宝塚歌劇団に「組長」…? いえいえ、決してダークなイメージの人ではありません。各組ごとにいる組長さんは、生徒にとってなくてはならない存在。その役目や歴代組長をご紹介しましょう。

桜木 星子

執筆者:桜木 星子

宝塚ファンガイド

【芸名】 【在任期間】
大峯麻友 1998年~2002年
出雲 綾 2002年~2005年
美郷真也 2005年~    


歴代組長のお名前を見て、オールドファンの方ならおわかりでしょう。初期の頃の組長には、今でいう“トップスター”と呼ばれる生徒さんのお名前があります。
当時トップスターという呼び名はなく、作品によって主演が交代するというシステムでしたが、この時代の組長は、近年のような立場とは少し違っていたのかもしれませんね。


組子にとって組長とは、尊敬できる上級生であると共に、困った時、悩んだ時に頼りになってくれる心強い先輩。
初舞台時の口上や舞台化粧の仕方にはじまり、退団する幕が下りるまで、組長さんにはホント、お世話になりっぱなしです。

こうした組長さん、副組長さんの苦労は、組子でさえもすべて知っているわけではないでしょう。
しかしその陰での苦労のおかげで、トップスターをはじめ組子たちは、稽古や舞台に専念できるのでしょうね。

上級生が下級生の面倒を見る、様々な多くのものを下に伝えて行くという宝塚の伝統は、この「組長」の存在だけでも充分に想像していただけるのではないでしょうか。

 

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