宝塚ファン/宝塚歌劇団 トップスターの変遷

紫吹 淳さん、退団を発表!

月組トップスター・紫吹 淳さんの退団が発表されました。2004年2月~3月、東京宝塚劇場での『薔薇の封印』がラストステージ。なお、紫吹さんの後任も発表されました。

桜木 星子

執筆者:桜木 星子

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数週間前より新聞サイトに掲載され、ファンの方々を心配させていた紫吹 淳さんの退団News。「単なるウワサであって欲しい……」…。
その思いも虚しく、8月5日、宝塚歌劇団が記者会見、正式発表しました。

月組トップスター・紫吹 淳さんは、『薔薇の封印』―ヴァンパイア・レクイエム―の東京宝塚劇場千秋楽(2004年3月21日)をもって退団されます。
(宝塚大劇場公演は11月21日~12月26日)

「退団に悔いはありません。」――。
紫吹さんは、記者会見でそう話しました。

りかちゃんこと紫吹 淳さんは、1986年星組公演『レビュー交響楽』で初舞台。
その後花組に配属され、1996年4月星組に組替え、1997年10月月組に組替え、2000年6月専科へ移籍。

1992年『スパルタカス』スパルタカスで新公初主役(本役・安寿ミラ)、1994年『サラン・愛』趙竜雲でバウ初主演。
『エリザベート』ルキーニ、『WEST SIDE STORY』ベルナルド、『ノバ・ボサ・ノバ』オーロ…などなど大役をこなしてきました。

抜群のスタイルと共に下級生の頃から定評のあったのがダンス。
ニューヨーク、ロンドン、中国など海外公演に何度も参加し、2000年のドイツ・ベルリン公演にはトップとして参加。

2001年5月月組に組替え。真琴つばささんの後を受け、2001年8月『大海賊』『ジャズ・マニア』(東京宝塚劇場公演)にて月組トップスターに。

『ガイズ&ドールズ』のスカイ、『長い春の果てに』のステファン、『シニョール ドン・ファン』のレオ・ヴィスコンティ……
「モテル男」をやらせれば、彼女の右に出る人はいないでしょう。
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