宝塚ファン/宝塚歌劇入門編

宝塚テキ Word

その世界ならではの業界用語。宝塚にも、生徒やスタッフが稽古場や楽屋で使う言葉。ファンの方々が使う特有の言葉。

桜木 星子

執筆者:桜木 星子

宝塚ファンガイド

宝塚テキ Word――宝塚の業界用語。
ファンの方、特にファン歴が長かったり特定の生徒さんのファンクラブに入っている方などは、生徒でさえ知らないような宝塚テキWordをお使いになる。

しかしここでは、せっかく私がガイドをさせていただいているのですから、生徒やスタッフが使う宝塚テキWordをちらっとご紹介します。

稽古場にあるボードには、その公演の稽古スケジュールがだいたい一週間ぐらい先のものまで常に書かれています。
例えば「S1 プロローグ振り付け 13:00~」のように。

ちなみに書くのは演出助手の先生。生徒はそれを手帳などに写して、自分が稽古場に来る日や時間を把握します。

ではそのボードに書かれている言葉をご紹介。


本読み

「台本を読む」という意味。
1度目の本読みは芝居の流れを感じるためのものですが、2度目3度目では、自分の役を感じるためのものでしょうか。


立ち稽古

動いて芝居をする稽古。
”上手から出る””椅子に座る”などの動作を作っていきます。
初めの段階では台本を離せない(まだセリフを覚えていない)人がほとんどです。


振り付け

説明するまでもなし。振り付けの先生に、場面ごとにダンスの振りを付けてもらいます。
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