ドラマ/春ドラマ情報

春ドラの繋がりは母子からTwitterまで(前)

春ドラで目立つのは木村拓哉も久々に主演する恋愛ドラマ、人間と相対する刑事ドラマ、かなりひねった母もの、それにTwitter。現代のさまざまな人間関係を描く春ドラマ、なにがおもしろいか見てみましょう。

黒田 昭彦

執筆者:黒田 昭彦

ドラマガイド

気が早いことに3月30日からNHKが檀れい主演『八日目の蝉』が、4月2日からテレビ東京系で『大魔神』を大映の流れをくむ角川映画がよみがえらせた『大魔神』が始まっています。

今年の春ドラマの最大のポイントは恋愛ドラマの復活です。木村拓哉が月9『月の恋人』で久々に恋愛ドラマに登場。また木村拓哉と組んで『ロングバケーション』『ラブジェネレーション』『ビューティフルライフ』とヒット作を生み出した脚本家・北川悦吏子も『素直になれなくて』を担当。
他に大人の恋愛ドラマ『同窓会』、ティーン向けにはケータイ小説サイト発の『激恋』と四作、恋愛ドラマが並びます。複数作ヒットして恋愛ドラマが本格的に復活することになるでしょうか。

最近主流の刑事ドラマも相変わらず多く、刑事・事件もの常設枠以外でも三作あります。人間関係が複雑な商店街を舞台に毎回違う容疑者と相対する『新参者』、昨年警視庁に実際にできた未解決事件を扱う「特命捜査対策室」が舞台の『絶対零度』、失踪人専門の『警視庁失踪人捜査課』とそれぞれに特徴をもたしています。

また「母」がテーマというのも目立ちます。不倫相手の子を奪って育てる『八日目の蝉』に、こちらは女教師が虐待児童と逃避行する『Mother』。それに生き別れの母を求めて銀座のホステスになる『女帝 薫子』。

それから「Twitter」という要素もあります。『素直になれなくて』はTwitterで主人公たちが出会い、『三代目明智小五郎』で日本初のTwitter公認俳優・田辺誠一が主演。「多くの人が同時に見る」テレビドラマはTwitterとの親和性は高いはずで、新しい展開が期待されます。

全体を通してのテーマは人と人との繋がり、絆でしょうか。

それでは今回は前編として4月13日までにスタートするドラマを紹介します。


4月6日(火)と4月7日(水)スタート

4月8日(木)スタート

4月9日(金)スタート

4月13日(火)スタートと前編まとめ
  • 1
  • 2
  • 3
  • 5
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます