AllAboutと週刊アスキーのコラボ企画シリーズ。今回はドラマ編「この女教師に教えてもらいたい!ベスト5」です。美人だとかそういうことじゃなくあくまで「教えてもらいたい!」という観点から選んでみました。

ベスト5を選ぶ前に、ドラマにおける女教師の歴史を振り返ってみましょう。その源流は二つの小説にあります。一つは夏目漱石『坊っちゃん』のマドンナ、もう一つは木下恵介監督の映画も有名な壺井栄『二十四の瞳』の大石先生です。
『坊っちゃん』のマドンナは先生ではありませんが学園もので若い男性教師が主役の場合「マドンナ先生」といわれるのがパターンです。つまり男性主人公の相手役としての女教師の原型です。『二十四の瞳』大石先生はその逆で女教師が主役の場合の原型です。

マドンナ先生パターンは『飛び出せ!青春』など1965年から始まる日本テレビ青春シリーズなど学園ものの初期からあります。しかし女教師が主役になる連ドラは、教職が女性の社会進出の代表例でありながらそう古くありません。確認できた限りで最も古い女教師主役の学園ドラマが第5位です。

第5位『好き!すき!!魔女先生』月ひかる先生(菊容子)

好き!すき!!魔女先生VOL1
好き!すき!!魔女先生VOL1
アニメでは『魔法使いサリー』から現在の『プリキュア』まで魔女っ子ものを得意とする東映。71年に放映されたこの作品は『魔法少女ちゅうかなパイパイ』あたりにいたる特撮の方の魔女っ子ものや変身ヒロインの原点的な作品です。

アンドロメダ星雲のアルファ星のお姫さま月ひかる(菊容子)、彼女は「宇宙連合アンドロメダ星雲直属平和監視員」として地球に派遣され小学校の先生に。学校や子どもたちの周りで起きるさまざまな事件を魔法を使って次々に解決するとともに子どもたちに夢をあたえていきます。
また演じた菊容子、少女雑誌モデルの出身で人気は高かったのですが、このドラマの三年後に急死しています。想い出の中にしかいない小学生の時に習ったきれいな先生のイメージをかき立ててくれます。

次に女教師主役の連ドラは榊原郁恵主演の81年の『先生は一年生』ですが、これもアイドルドラマでまだ子ども向き。大人向きのドラマで女教師主役は男女雇用機会平等法後の89年、斉藤由貴が不良高校生(保阪尚希や当時からガンをとばしまくっていた的場浩司ら)の担任になる『はいすくーる落書』あたりからでしょう。