『篤姫』の次は月9
NHK大河ドラマ 篤姫 完全版 第壱集 |
舞台は医大の法医学教室でゼミの5人の学生たちが人の命と向き合い悩む青春群像劇。その中で主人公・加地大己(瑛太)は一見クールだが抜群の観察力と直感力で死体に秘められた謎を解決していく。
またムードメーカーの女性好きだがある本性を隠し持っている親友役に生田斗真、優等生のヒロインに石原さとみが出演。
大河ドラマ『篤姫』の小松帯刀役後に月9主役抜擢の瑛太は「当たって砕けろの気持ちで、思い切り直球勝負でやりたい」と意欲を。瀧山麻土香プロデューサーは「物静かでおっとりしているように見えて、その裏に情熱と天性の直感力を秘めたこの役は、瑛太さんに演じていただくことで、初めて説得力を持つのだと確信しています」と起用の理由を説明。
『イノセント・ラブ』の堀北真希に続いての『篤姫』主要キャストから月9主演。次は小澤征悦か原田泰造か?
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キイナは奇異な事件を解決
1月からの日本テレビ系水曜22時枠は菅野美穂が初めて刑事を演じる『キイナ 不可能犯罪捜査官』。ドラマのベースになっているのは日本テレビの『特命リサーチ200X』『ザ!世界仰天ニュース』で取り上げられた世界で実際におきた怪奇現象や猟奇事件。これを一見どこにでもいるような雰囲気の警視庁捜査一課の巡査部長・春瀬キイナ(菅野)が並外れた集中力と記憶力、観察力で解決していく。
共演にキイナの部下になる新人刑事・山崎尊に平岡祐太、同期生に小池栄子、キイナを見守る警視役に草刈正雄、エース警部に沢村一樹。
『あいのうた』『働きマン』に続いて菅野主演作を担当する加藤正俊プロデューサーは「刑事でありながら等身大の29歳の女性を演じられるのは、幅広い演技力を持つ菅野さんが適任だと思いました」と起用理由を説明。菅野美穂は刑事役にそなえてトレーニングに励み、すでに腹筋が割れているとのこと。
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・Yahoo!ニュース:菅野美穂、初デカ!役作りで「腹筋割れてきた」
リセットするかそのまま生きるか?
1月からの日本テレビ系、よみうりテレビ制作の木曜23:58枠は『リセット』。山本まゆり作のホラーコミックが原案。壁にぶちあたり「あの時こうしていれば……」と後悔する人々の前に「時の案内人」アンリが現れ、人生の分岐点まで戻ってやり直すかそのまま生きるかの究極の選択を迫る一話完結シリーズ。
『夢をかなえるゾウ』に続いて、連ドラ初回の直前に2時間スペシャルを放送。アンリ役にはスペシャル版は津川雅彦、連ドラ版は田中直樹(ココリコ)が演じる。
スペシャルドラマ版にはチュートリアル徳井・福田、ブラックマヨネーズ小杉・吉田、片瀬那奈、忍成修吾、京野ことみ、市毛良枝ら、連ドラ版には安めぐみが出演。
同じような趣向のドラマとして94年にフジテレビで放送された単発シリーズ『If もしも』がありました。AとB、2種類のパターンの結末を放送。再構成されて映画にもなった岩井俊二監督の『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』が有名です。
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・よみうりテレビ『リセット』公式サイト