東野圭吾×クドカン
流星の絆 (単行本) |
小学生のときに両親を何者かに殺された3人の兄妹、功一(二宮)、泰輔(錦戸)、静奈(戸田)。三人はそれ以来ずっと、お互いの絆だけを頼りに生き、両親を殺した犯人をらしき人物を探していた。
他の出演に事件を追う刑事役に三浦友和。
宮藤官九郎脚本の連ドラでオリジナルでない原作つきは出世作『池袋ウエストゲートパーク』以来。プロデューサは東野圭吾原作ドラマ『白夜行』で演出を担当した那須田淳とクドカン作品ではおなじみ磯山晶で「映像化すれば必ず名作になる、と確信できる」「この東野圭吾さんの傑作を、登場人物のキャラクターを生き生きと描かせたら日本一!の宮藤官九郎さんに脚本にしてもらいます」とミスマッチに見える二人の組み合わせを今までの日本のエンターテイメントにはない新しいものがうまれるとコメント。
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・TBS:『流星の絆』プレサイト
右手にフライパン、左手でコスモス
来春からのNHK連続テレビ小説『つばさ』のヒロインに多部未華子が決定。多部未華子は映画『HINOKIO』でブルーリボン賞新人賞を受賞、『夜のピクニック』などに主演、ドラマでは『山田太郎ものがたり』『鹿男あをによし』、現在放送中の『ヤスコとケンジ』に出演。NHKドラマでも昨年放送されたスペシャルドラマ『すみれの花咲く頃』に主演。
後藤高久チーフ・プロデューサーは起用の理由について、ヒロインは二十歳にして家事全般をこなし祖母から老舗和菓子屋の跡取りとして太鼓判をおされる「おかん」ながら遅すぎる初恋に心をときめかせる乙女でもあり、そのため「右手にフライパンを持ち、左手でコスモスを差し出す。そんな姿がキュートに見える女の子を探せ!」というのが合い言葉で、それにぴったりだったのは多部未華子だったとのこと。
『HINOKIO』では14歳で小学生の男子役、『鹿男あをによし』では「マイ鹿」の女子高生、『山田太郎』『ヤスコとケンジ』では身体をはってコメディにチャレンジするなど確かな演技で無茶な役もこなす多部未華子、たしかに適役です。
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・NHK:「つばさ」放送前情報
ゾウで自己啓発
夢をかなえるゾウ (単行本) |
原作は小説仕立ての自己啓発本。サラリーマン・野上耕平(小栗旬)は、大手アパレルメーカーの営業マンだが、担当部門は廃部寸前。成功を願いつつも、なかなか人生が好転しない耕平の前に、関西弁で話すゾウの神様・ガネーシャ(古田新太)が現れる。ガネーシャと契約した耕平は、彼の出す「靴を磨く」「食事を腹八分目に抑える」などの課題をこなすことにより成長していく姿を描くことで、成功への道筋と真の幸せを示していく。
他の出演に主人公の上司役に瀬戸朝香。
小栗旬は「一歩踏み出すことは大変なことですが、このドラマを通して何かのきっかけにしてもらえれば」とコメント。また、初共演となる古田については「本当に最高のキャスティング。この役は古田さんのためにあったんじゃないかと」とコメント。古田新太はゾウか!ゾウかもしれない。
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・Yahoo!ニュース:小栗旬が大ベストセラー原作の“ダメ”サラリーマンを熱演