5月スタートの理由は
ごくせん 2005 DVD-BOX |
他のドラマと同じ時期にスタートしないメリットについてフジ側は「埋没感をなくし、宣伝がしやすくなるため」といっています。簡単にいうと「目立てる」でしょうか。多くのドラマとの比較で「どれを見ようか」と選ばるんじゃなく、「おもしろそうだからみる」というドラマ単体の魅力で勝負できるともいえます。
また特に春の場合は、5月スタートだとゴールデンウィークに遊びにいって見られないというのが避けられることも加わります。
これらの理由はドラマの視聴率が低下している状況の中、視聴者のことを考えてより見られるために5月スタートにしたということになります。そこがつくる側の理由が中心だった1クール毎のドラマと違うところです。
月9が1クール別体制を引っ張ったように、『CHANGE』がスタート時期をずらしたことで他も変えるのか、またドラマ全体もより視聴者のことを考えたものになっていくのか、いろいろな面で注目です。
しかし『CHANGE』の初回視聴率は23%台で『ごくせん』の初回視聴率26%台に負けてます。木村拓哉主演で5月スタートで話題を引っ張った割にはもう一つというべきなのか、当たらないといわれる政治ドラマでここまで高ければすごいというべきなのか微妙な線。
ともあれ、今後もスタート時期問題は見守っていきたいと思います。
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ガイド記事:木村拓哉CHANGEは連ドラの形を変える?(前)