長いものでも大河ドラマは1~12月、『渡る世間』は4~3月か10~9月の4クール。『金八先生』は10~3月の2クール。
連ドラでは、1/4/7/10月以外の中途半端な時期から初めてまた中途半端な時期に終わる、というようなクールの壁を破る連ドラは近年あまりありませんでした(NHKだけは次の土曜ドラマ『監査法人』は6/14スタート、次の木曜20時枠・ドラマ8『乙女のパンチ』は6/19スタートと例外)。
破られるクールの壁
SP エスピー 警視庁警備部警護課第四係 DVD-BOX |
ところが10月には単発の『フライトパニック』があったのみで新作が始まりません。そして『SP』が11月3日スタート、年内には終わらず年末年始の間は休んで1月26日まで続いたのでした。次の『ロス:タイム:ライフ』も2/2~4/19とクールの壁を破っています。
またTBSの『ROOKIES』は4月スタートだけど、全24巻原作コミックを「最後まで描き切る。1クールで終了するとは限らない」と出演俳優のスケジュールを半年おさえて7月以降も放送する可能性を示唆しています。
そして木村拓哉主演の月9『CHANGE』は5月12日スタートということが話題になっています。終了日は現時点で未発表ですが「極端に短くなることはない」とフジがいっているので7月以降まで続きそうです。
なぜクールの壁がここにきて破られるのか、そしてそもそもクール単位でドラマをつくるというのはなぜなんでしょうか?