4月20日(日)スタート
『猟奇的な彼女』猟奇的な彼女 ディレクターズ・カット特別版 |
放映:TBS系 日曜21:00~(初回は~22:09)
脚本:坂元裕二
演出:土井裕泰、山室大輔、川嶋龍太郎
プロデューサ:伊與田英徳
制作協力:シンシネ
主題歌:米米CLUB「つ・よ・が・り」
出演:草なぎ剛、田中麗奈、松下奈緒、鈴木えみ、山田親太朗、大石参月、松嶋尚美 、市毛良枝、谷原章介、上川隆也
大ヒットした韓流映画を元にドラマ化。大学の海洋生物学科講師の眞崎三朗(草なぎ)は恋人にフラれた帰り、酔っぱらって駅のホームで落ちそうな高見凛子(田中)を助ける。介抱のためラブホテルに入ったが従業員に誤解され留置場へいくハメに。誤解も解けて釈放されるが、目の前に凛子が。お礼の言葉がでるかと思えば「ぶっ殺す!」といわれて……
男がSMAPメンバーでヒロインは変わった性格、二人は毎回バトルを繰り広げる、と日曜劇場の前作『佐々木夫妻の仁義なき戦い』と同じパターン。SMAPの中では華は欠けるが演技力はある草なぎ主演だけに、ドラマの内容そのものが重要になってきます。映画は大ヒットしましたが、連ドラとなるとどうエピソードをふくらませるかが重要。『わたしたちの教科書』により向田邦子賞を受賞したばかりの坂元裕二脚本のデキ次第でしょう。
4月22日(火)スタート
『おせん』おせん 15 |
放映:日本テレビ系 火曜22:00~(初回は~22:09)
原作:きくち正太
脚本:大石静(初回のみ)
演出:南雲聖一
プロデューサ:三上絵里子、山口雅俊
主題歌:Micro「踊れ」
エンディング:タッキー&翼「恋詩-コイウタ-」
出演:蒼井優、内博貴、杉本哲太、向井理、鈴木蘭々、工藤里紗、森田彩華、奥村知史、宅間孝行、渡辺いっけい、余貴美子、由紀さおり、松方弘樹
老舗料亭「一升庵」、女将・半田仙(蒼井)はきっぷが良くて姉御肌、しかし食いしん坊で酒飲みの天然。しかし仕事には天才的感性を持ちとことん追求する個性的キャラ。彼女を中心に本物の味を追求する料亭の人々で繰り広げられる「食と文化の世直し人情ドラマ」。
4月11日の制作発表時点で蒼井優が「やっと昨日第1話を撮り終えました」といっていたので4月スタートのドラマとしては間違いなく遅い進行です。大石静が自身のブログで山口Pに頼まれて初回だけ脚本を担当、スタッフはだいたい『ハケンの品格』のメンバーだと書いています。
『おせん』がこんなに遅れているのは本来やる予定だった企画が直前になってボツになったからだといわれています。『花より男子』も同じように予定企画がボツになって急遽立ち上げたといわれています。緊急リリーフだからといってよくないわけではありません。長い時間検討されたら反対されるような大胆なことが時間がないと通ってしまうというというもあるでしょう。『エジソンの母』で原案を担当した山口Pもいるし意外性を期待しましょう。