和服が似合う貫地谷しほり
貫地谷しほり写真集「二十歳」 |
10月からの朝ドラ『ちりとてしん』の主役に貫地谷しほりが発表に。本人談によると朝ドラオーディション挑戦、三度目にして合格。
ヒロイン・和田喜代美は福井県小浜市で若狭塗り箸職人の父と大らかな母の元で育つ。朝ドラヒロインはよくいえば前向き、悪くいうと脳天気キャラが基本の中、物事を悪い方へと考えてしまいうまくいかない史上初のマイナス思考キャラ。そんな自分を変えるべく高校卒業後に大阪行きを決意、落語と出会い噺家への道を歩む。
貫地谷しほりは『大奥』の『華の乱』と『スペシャル~もうひとつの物語』、そして大河『風林火山』では主人公が愛したみつ役で時代劇が似合う若手として注目。
また映画『スウィングガールズ』の女優二番手ですが、『スウィングガールズ』主演・上野樹里は映画の前に朝ドラ『てるてる家族』の三女役で注目され、三番手・本仮屋ユイカは『ファイト』主演と、朝ドラに強い映画です。
10月1日スタート。
『怪奇大作戦』29年ぶりの続編
『生物彗星WoO』に次ぐ、NHK-円谷プロドラマの第二弾として『怪奇大作戦 セカンドファイル』が放送。『怪奇大作戦』は1968年、『ウルトラセブン』の後番組として放送されたSFドラマ。科学により増幅された人間の闇がもたらした事件を牧史郎(岸田森)、三沢京助(勝呂誉)ら科学捜査研究所(SRI)の面々が解決していく。
今回は『セカンドファイル』ということで設定を受け継ぎ、牧史郎役を西島秀俊、三沢京助役を田中直樹(ココリコ)が演じる。
『セカンドファイル』のシリーズ構成を担当したのは前シリーズをTBSのディレクターとしてとして演出スタッフに参加し、昨年亡くなった実相寺昭雄監督。リメイクは長年の悲願でファイル1の脚本も担当。
演出陣も豪華でファイル1「ゼウスの銃爪(ひきがね)」は映画『呪怨』でハリウッドにも進出した清水崇、ファイル2「昭和幻燈小路(げんとうこうじ)」は実相寺監督の弟子的存在の北浦嗣巳、ファイル3「人喰い樹(じゅ)」は映画『リング』の中田秀夫。
他の出演に青山草太(ウルトラマンマックス)、美波、岸辺一徳、実相寺監督作品ではおなじみの寺田農。
BSハイビジョンで4月2日から22:00~22:45に三週連続で放送。
設定どころが出演者まで新たに
昨年、江角マキコ主演で放送されたNHK土曜ドラマ『マチベン』、今年はまったく設定を新たにし主演・渡哲也で『新マチベン~オトナの出番』として制作。団塊の世代が次々と定年を迎える時代を背景に60才の主人公が弁護士となり新しい人生をつかみとる姿を描く。主人公・徳永源太郎(渡)は訳あって新聞社を退職後、司法試験に合格。司法修習所で同世代の仲間と出会い、一緒に法律事務所を開く。三人がそれぞれの経験を生かしながら事件に挑み、その中での新たな成長を描く。
他の出演に渡哲也、石坂浩二、地井武男、坂下千里子、ともさかりえ(声)。第一話ゲストが黒木瞳、小日向文世、鶴見辰吾、神山繁。
6月30日から全6回。