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「風来坊」と「山ちゃん」。名古屋人の手羽先・愛

名古屋名物・手羽先の代名詞とも言うべき2大チェーン「風来坊」と「世界の山ちゃん」。実は手羽先の味も、姿形もそれぞれに個性があり、名古屋人の間でも「風来坊派」と「山ちゃん派」と好みが分かれる。では、名古屋人は、両者の違いが本当に分かるのか?勝手に実食調査!

大竹 敏之

執筆者:大竹 敏之

名古屋ガイド

「風来坊」「山ちゃん」の違いは分かるのか? 勝手に実験!

名古屋名物・手羽先の代名詞とも言うべき2大チェーン「風来坊」「世界の山ちゃん」。店舗数も同程度という、まさに好敵手のライバルチェーンですが、両者の味にはそれぞれ個性があり、名古屋人の間でも、「風来坊」派、「山ちゃん」派に分かれます。

では、2大チェーンの味は名古屋人にどれほど浸透しているのでしょうか? 独自に調査してみることにしました。題して、「『風来坊』vs『山ちゃん』どっちがどっち?」クイ~ズ!! パフパフ(←効果音)。

どっちがどっち?「風来坊」と「やまちゃん」の手羽先。

どっちがどっち?「風来坊」と「やまちゃん」の手羽先

■テスト方法
1. 「風来坊」と「世界の山ちゃん」で手羽先を、どちらがどちらの商品か分からないようA、Bの皿に分ける
2.  A、Bの手羽先を、被験者にそれぞれ1本ずつ食べてもらう
3.  A、Bがそれぞれどちらのチェーンの手羽先か当ててもらう

■被験者データ
人数/10人(サンプル少なっ! でも、手羽先自腹なんでカンベンしてください)
年代/20代~40代。名古屋在住or勤務歴平均19・8年
性別/男性3人・女性7人
風来坊&やまちゃん頻度/年1~2回:6人、年3~4回:3人、年5回以上:1人

「やっぱ手羽先にはビールがないと…」と被験者のブーイングの嵐の中、実施された実食テスト

「やっぱ手羽先にはビールがないと……」と被験者のブーイングの嵐の中、実施された実食テスト

あえて「手羽先めちゃくちゃ好きっ!」というコアなファンは外し、両チェーンの来店頻度もさほど高くない人たちを集めてみました。ただし、行くのは年に1~2回程度と答えた人も、一様に「学生時代から20代の頃にはしょっちゅう行っていた」と言い、トータルの来店回数は数十回以上という人がほとんどです。

ちなみに持ち帰りの手羽先の代金は、各3人前(15本)で、「風来坊」1182円(1箱6本入り473円のため15本換算)、「山ちゃん1200円」でした(写真は2人前盛り)。

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