2チャンネルが原作の『電車男』、ベストセラーになった小説版、大ヒットした映画版に続きドラマ版も夏の連ドラナンバー1の視聴率で勢いが止まりません。

シンプルなはなしである原作をかなり忠実に映像化した映画版に対して、ドラマ版は全11話の長丁場のためオリジナルストーリーの比率が多くなっていますが、その分、オタクである電車男・山田剛司(伊藤淳史)がエルメス・青山沙織(伊東美咲)にふさわしい男になるための努力がじっくり描かれています。

ドラマ版『電車男』から、もっと魅力的な自分になるための方法を考えてみましょう。


そもそも「オタク」とは

「オタク」とは『ガンダム』などアニメやコミックなどに、とんでもなく興味を持ち、それらについてくわしくなったり、関連グッズを収集したりすることに興味のほとんどを向けている人のことです。

そこまでなら他ジャンルの「マニア」とそれほど変わらないのですが、派生して世間一般の流行や価値観にまったく関心を示さないという特徴があります。その結果、気にしないからファッションが特異なものになり、また他人との適切な距離感を持ったコミュニケーションができないという問題点を持っています。

(そもそも「オタク」の語源は、他人に呼びかけるとき「きみ」とか「あなた」とか「○○さん」とかいえず「お宅」という人が多いことからきています。最近は『電車男』の中にも出てくるように「山田氏」といっているのも同じように距離感の問題です。)


脱オタクをめざすが

エルメスに愛されようと、電車男はファッションやコミュニケーションなどの問題点を改善すべくネットのみなさんの力を借りて努力します。

外見面ではネットのみなさんのアドバイスを元に今風のファッションに変え、エルメスの聞き違いを現実のものにしようとサーフィンのできる男になろうとします。

コミュニケーションの面では、勇気をだしてエルメスにプレゼントのお礼の電話をかけ、食事を申し込み、そのためにおしゃれな店を探し、会話もオタク趣味を封じてエルメスにあわせるように努力します。
そして「脱オタク」しようとさえ決断するのです。

しかしエルメスが好きになったのはそんな「普通」になろうとする電車男ではありませんでした。