最大のウリは「W録」東芝が最大のセールスポイントにしていていて、一般的にも受けているのは二番組同時録画機能「W録」。ハードディスクレコーダーを買ったときには追っかけ再生機能を使うことにより「一台で二台分」の効果があると思いましたが、二番組同時録画により「一台で三台分」の効果があります。 二番組同時録画機能はパナソニックも「どっちも録り」で実現しています。ただパナソニックの場合は「どっちも録り」機種はBSアナログチューナーを搭載していないという問題がありはやくから買う候補から落ちました。だんだんBSデジタルの時代になっていますが、まだBSアナログもあった方がなにかと便利です。 スゴ録の取り逃がし防止機能は魅力的だが他社のDVDレコーダーで比較検討したのがソニー・スゴ録シリーズ。これで魅力的だったのは予約録画取り逃がし防止機能「番組追跡録画」です。これはEPGのデータを元に、番組の延長、前にナイターがきての時間の繰り下がりに加えて、めったにない時間の繰り上がりまで対応するスグレもの。 再放送のドラマで、毎日同じ時間で予約していると最終回だけ時間延長をついつい忘れてしまう場合も多いんですよね。そういう場合にも対応してくれます。 ただし、臨時ニュースなどによる急な変更への対応はまだ難しいなど限界もあります。だからW録機能を活かし終了時間を1時間遅らせて予約することにより補おうと考えています。 徹底検証!最新レコーダーの録り逃し防止機能の実力は? ちなみにオーディオ・ビジュアルガイドは昨年のオーディオ・ビジュアル大賞でスゴ録シリーズの中級機「RDR-HX70」をDVDレコーダとしてはトップの総合2位に推しています。コストパフォーマンスに優れていてこれもお買い得です。 アナログBSが必要なら「RDR-HX70」、不要ならば「RDR-HX50」。 機能満載、説明も…いままでいいことばかり書きましたが難点を一つ。いままであげたこと以外にも、高度な編集ができる、タイトル画面が指定できるライブラリ管理など機能が盛りだくさんなのですが、その裏返しとして使いこなすのがたいへん、ということがあります。 取扱説明書は、準備・簡単操作編で71ページ、機能すべてを書いた操作編で275ページ!で必要な機能を把握するのにも一苦労です。また、設定もインターネット常時接続させるなどパソコンなみのややこしさ。買ってきてすぐに使える、という点では家電が得意のパナソニック・DIGAの評判がよさそうです。
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