水曜日のドラマ『一番大切な人は誰ですか?』放映:日本テレビ系 水曜22:00~(初回は22:00~23:09) 10月13日スタート脚本:大森寿美男演出:佐藤東弥、長沼誠、鈴木元 制作:戸田和也、原田文宏企画:鈴木光、渡辺弘主題歌:ポルノグラフィティ「黄昏ロマンス」出演:岸谷五朗、宮沢りえ、牧瀬里穂、内藤剛志、佐藤隆太、鶴見辰吾、三浦理恵子、小林涼子、高田純次、吉田日出子、田村亮三年前に妻・東子(宮沢)と離婚した警察官の要(岸谷)はに路留(牧瀬)と再婚するとともに転任。なんと交番のある街には別れた妻と子(小林)が住んでいた…微妙な関係の四者四様の想いを通して、家族の姿を描く。視聴率は伸びなかったけど好評だった『てるてる家族』の脚本・大森寿美男と父親役の岸谷五朗が再びタッグ。日本テレビは昨年の『すいか』が賞をたくさんとり、半年前の『光とともに…』も好評、視聴率操作事件などでイメージが悪くなっているため、この枠はヒューマンドラマ路線でまじめにいくようですね。なかなかいい傾向です。木曜日のドラマ『黒革の手帖』放映:テレビ朝日系 木曜21:00~ 10月14日スタート原作:松本清張脚本:神山由美子演出:松田秀知、藤田明二制作:内山聖子、中山和記、五十嵐文郎(チーフ)主題歌:安良城紅「Here alone」出演:米倉涼子 仲村トオル、釈由美子、室井滋、渡辺いっけい、紫吹淳、吉岡美穂、山本陽子(特別出演)、柳葉敏郎、津川雅彦、小林稔侍 1億2000万を横領した地味な銀行員・元子(米倉)。しかし銀行は元子が架空名義預金者リストを書いた「黒革の手帖」を持っているため手が出せない。大金を得て銀座のクラブのママとなり、手帖を武器に男たちを手玉にとり、また野心と欲望を持つ女たちと戦っていく。神山由美子脚本は深田恭子・ユンソナの『ファイティングガール』など女性の葛藤、戦いとそれを通して生まれる友情を描くことを得意としています。それが米倉・釈を中心に展開されるわけですね。米倉涼子がクラブのママというのもちょっと若すぎる気がしますが、そこにどれだけ説得力を持たせられるでしょうか。『ホットマン2』放映:TBS系 木曜22:00~ (初回は22:00~23:09)10月7日スタート原作:きたがわ翔脚本:樫田正剛演出:中島悟、飯島真一、位部将人制作:江口正和主題歌EXILE「HERO」出演:反町隆史、伊東美咲、白石美帆、市川由衣、斉藤祥太、斉藤慶太、山内菜々、眞木大輔、高橋ひとみ、美山加恋、安倍麻美、石橋奈美、紺野まひる、深水元基、黒谷友香 降矢円造(反町隆史)は娘・七海(山内菜々)のアトピーのため、地方の小学校に赴任し、おかげで七海は元気に。他の兄妹たちもそれぞれ別れて暮らし、妹のひなた(市川由衣)は看護師に、弟の灰二(斉藤祥太)はフリーター、龍之介(斎藤慶太)は大学生に。ただ長女の志麻(伊東美咲)は、自然食品の店を始めたがうまくいかず多額の借金を作ってしまっていた。尋ねてきた志麻の様子がおかしいと感じた円造が東京に向かうと降矢家は借金のカタにとられ、志麻はクラブで働いていた。こんなことではいかん、と円造は再び家族が一緒に暮らそうとするのだが…スタッフは前作と同じだけど、キャストは女性教師が矢田亜希子から白石美帆に、長女が小西真奈美から伊藤美咲に変更。矢田亜希子は『ラストクリスマス』に出るし、学校が変わったからわかるけど、長女役はなぜ?理由を考えるに「伊藤美咲が反町隆史と同じ事務所だから」ということしか思い浮かばないのですが。『大奥 第一章』放映:フジテレビ系 木曜22:00~(初回は22:00~23:09)10月7日スタート脚本:浅野妙子演出:林徹、武内英樹 制作:林徹、樋口徹、手塚治、若松豪企画:保原賢一郎主題歌:サザンオールスターズ出演:松下由樹、高島礼子、瀬戸朝香、西島秀俊、星野真里、木村多江、京野ことみ、野波麻帆、渡辺いっけい、梶芽衣子、藤田まこと 幕末、大奥の最後を描いた前作から時代を変え、今回は大奥草創期が舞台。三代将軍家光の乳母・春日局(松下)の半生を中心に、家光の生母・お江予(高島)、家光の側室・お万(瀬戸)らとの女の戦いを描く。『大奥』をまたやると聞いて、フジの時代劇枠がなくなりどうするのかと思ったら木曜劇場枠に持ってきました。なかなかこれはうまい戦略、『渡る世間』をみている視聴者を引っ張ってこれます。昔の大奥もこの時間だったし、前作よりベッド…じゃない、ふとんシーンも増えるか?前のページへ12345次のページへ