12月15、16日に相次いで新たなドラマ長寿記録が誕生します。
まず15日月曜日は『水戸黄門1000回スペシャル』。タイトル通り前人未踏の1000回を迎えます。69年スタートで放映期間34年ももちろん最長記録。シリーズにして32部を数えます。
『1000回スペシャル』の見所は過去のレギュラーがゲスト出演すること。佐野浅夫、横内正、大和田伸也、伊吹吾朗と過去の黄門さま、助さん、格さん役俳優が別人役で登場。
そしてリアルさを追求した石坂浩二時代にいなくなったうっかり八兵衛(高橋元太郎)とお新(宮園純子)はそのものの役で復活!二人との再会を契機として薩摩へ向かいます。
ただ残念なのは風車の弥七(中谷一郎)は過去の映像での出演であること。まあ中谷一郎も『水戸黄門』レギュラーのころだけを見ているといつまでも若そうですが、1930年生まれだから73才!もはやあのカッコはできない、ということでしょう。
そして『1000回スペシャル』を中心として記念プロジェクトを展開中です。
まずは「水戸黄門放送1000回記念特別展」が各地を巡回中で12月12日~18日には鹿児島市の山形屋で開催されます。
またファミリーマートでは12月2~22日の期間限定で、水戸黄門「こだわりの商品」シリーズを発売中。徳川御三家ゆかりの地にちなんだ食材使用のお弁当、水戸黄門御膳、、黄門様ゆかりの香辛料と言われている五辛(ウーシン)入り湯かけらーめん、うっかり八兵衛が大好物の水戸黄門草団子、DVDシリーズや、オリジナルフィギュアを発売します。
さらに期間中、葵のご紋入り湯飲み、黄金の印籠根付などがあたるキャンペーンを展開します。
そして右上の写真が表紙のムック「これが水戸黄門だ!」が好評発売中です。
続いて16日火曜日は75~76年に放送された『俺たちの旅』が『十年目の再会』『二十年目の選択』に続く10年ごとのスペシャル『三十年目の運命』で復活。
これは「連続ドラマで放送され、スペシャルで続編がつくられた年数」記録。これまでの記録は81年からの『北の国から』が保持していましたが、昨年完結し21年でストップ。『三十年目』といいながら28年目の『俺たちの旅』が記録を更新しました。
来週はその『北の国から』が『'95秘密』から『'02遺言』まで五夜連続再放送され、16日は両者が表裏で激突!長寿ドラマ対決が注目されます。
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