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水戸黄門,子連れ狼,茂七の事件簿も好調です 大奥・浅野ゆう子vs時代劇俳優

8月初め時点で現在放送中の時代劇がすべて好調です。『子連れ狼』『水戸黄門』『大奥』『茂七の事件簿』…はて、なにか忘れてなかったけ?

黒田 昭彦

執筆者:黒田 昭彦

ドラマガイド

8月初め時点で現在放送中の時代劇がすべて好調です。曜日順に見てみましょう。


『子連れ狼』(テレビ朝日系月曜19時)

昨年の第一シリーズが月曜19時という難しい時間ながら最高視聴率が12%を越えるヒットになり帰ってきました。

73年の萬屋錦之介版が有名で暗く非情な雰囲気が特徴でした。今回の北大路欣也版は単純な勧善懲悪じゃないストーリーに重量感のある殺陣とアクションを受け継ぎ、さらに親子の情愛を中心にすえています。
ヒットの要因はなんといっても小林翼くん演じる無垢でけなげな大五郎のかわいらしさ。翼くんは98年12月生まれでまだ4才、字が読めないので脚本は読まれたものを丸暗記、幼稚園をお休みして、また地毛で大五郎カットにして撮影がんばってます。

また隠れたポイントは岸田今日子のナレーション、毎度でてくる「冥府魔道」ってどんな道なんかよくわかりませんが、岸田今日子に語られると妙に説得力があります。

第2シリーズ宿敵・柳生烈堂(夏八木勲)が拝一刀の抹殺に乗り出し毎回、影のように追っ手がつきまといます。その中で、一刀と関わる人々にも守るもの、裏切るものと人間模様がみえ、人情ものの側面もパワーアップしています。


『水戸黄門』(TBS系月曜20時)

前作・第31部から水戸黄門が里見浩太郎になり全盛期の雰囲気に近づき盛り返してきました。

今回のポイントはなんといっても前人未踏の通算1000回達成。今回の第32部の最終回が999回、12月15日のスペシャルで1000回をむかえます。

また助さん格さんがそろって交代したのも話題。助さんは『怒れ求馬!』で主演を経験した時代劇のホープ・原田龍二。色男の助さんによくあっています。
格さんは合田雅吏、オーレンジャーのオーブルーを演じたイケメンヒーローのはしりで男前。ただ、格さんといえば伊吹吾朗に代表される質実剛健キャラのイメージだけにそれになじむか?今後を見守っていきましょう。
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