ドラマ/夏ドラマ情報

速報!ドラマ情報 2003年 8月号(4ページ目)

夏まっさかりの一方、秋ドラマ情報も本格化。2003年8月のさまざまなドラマ情報をお送りします。最新情報とともに順次更新していきます。

黒田 昭彦

執筆者:黒田 昭彦

ドラマガイド

テツandトモ『こころ』にゲスト出演

テツandトモが売れない芸人役で9月13日の週の『こころ』にゲスト出演。その名も「テツアンドトモ」衣装はいつものジャージでそのままやんけ。

会見では紅白に「応援でもかまいません」と出演のアピールを忘れません。



TBS木曜22時は松岡主演・クドカン脚本のラブストーリー

10月からのTBS系木曜22時枠は松岡昌宏主演の『マンハッタンラブストーリー(仮)』。
脚本は宮藤官九郎で苦手といっていたラブストーリーに初挑戦。松岡は寡黙で謎めいた喫茶店店長役で週替わりに常連客間で起きる恋愛をほろ苦くえがくラブコメ。

制作は松岡とは『天国に一番近い男』、クドカンとは『池袋ウエストゲートパーク』『木更津キャッツアイ』とコンビを組んだ磯山晶プロデューサ。

共演は小泉今日子、及川光博、松尾スズキ、森下愛子ら。



『西部警察2003』放送中止

ロケ中の事故について石原プロの渡哲也社長が記者会見し、責任をとって連続ドラマ『西部警察2003』の制作をとりやめ放送を中止することを発表。

9月に放送予定ですでに収録済みのスペシャル版については未定。



『真珠夫人』に続く文芸ドロドロドラマ第二弾は『真実一路』

昨年『真珠夫人』を大ヒットさせた東海テレビ制作、フジテレビ系昼メロ・文芸シリーズの第二弾は山本有三の古典が原作の『真実一路』。

ヒロインは高岡早紀で加勢大周、大浦龍宇一と三角関係を繰り広げる。原作のテイストを生かしながら時代設定を昭和初期から戦中・戦後に変更するなど脚色。「真実」をテーマにドロドロ愛をえがく。

9月29日スタート。



西部警察名古屋ロケで5人重軽傷の事故

10月からのレギュラー版『西部警察2003』の名古屋ロケで駐車場で自動車の急発進シーンの収録中、後輪のスピンで制御しきれず観客の中につっこみ3人重傷、2人軽傷の事故に。
現場は多くの見物客がいたが、現場を仕切るロープが設置されていないなど、スタッフの不手際が指摘されています。



菅野美穂『フジ子・ヘミング』を覚悟を決めて

フジテレビ系、秋のスペシャルドラマとして『フジ子・ヘミングの軌跡』を発表。聴覚障害など苦難の道を歩いたドイツ生まれの日系ピアニストの半生を菅野美穂が演じる。

菅野の起用は「若い女優の中で作品に挑む力の最もある人」で自身も「覚悟を決めてやるしかないですね」と気合いを入れています。



TBS水曜22時は渡部、水野、和久井で『恋文』

10月からのTBS系水曜22時枠は『恋文』。連城三紀彦原作は直木賞受賞作で中学の美術教師の主人公と雑誌編集者の妻、白血病の元恋人の微妙な三角関係を渡部篤郎、水野美紀、和久井映見で。

脚本は現在『僕だけのマドンナ』を担当する岡田恵和。制作はTBSが系列の木下プロの体制を一新した制作会社ドリマックス・テレビジョン。

『恋文』85年に神代辰巳監督が映画し、その時は萩原健一、倍賞美津子、高橋恵子が演じ大人のラブストーリーとしてヒット、母胎となった木下プロは『金曜日の妻たちへ』などのヒットがあるだけに担当の橋本孝プロデューサは「大人の世代が見られるラブストーリー、上質なメロドラマ」として描きたいと語っています。
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