スープの回
今回のサブタイトルは「スープの回」。IWGPではサブタイトルが回数の数字をもじったものになっていて、一話が「イチゴの回」で二話が「ニンジンの回」、以下、みかん、しいたけ、ゴリラ、6チャンネル(TBSは東京で6チャンネル)、洋七、洋八(漫才コンビのB&B)、九州、十手、士(サムライ、十と一を重ねて士)。そしてサブタイトルは必ず内容にもからんできます。
今回は「スープの回」。スペシャルのSPとスープ(Soup)を引っかけているんではないかと思います。そして内容とのリンクはラーメンのスープ。
Gボーイズとブラックエンジェルズはラーメン屋「王様ラーメン」と「バレエラーメン」として池袋ラーメン戦争を繰り広げるが、元キングのタカシ(窪塚洋介)は究極のスープ出汁を求めて世界を放浪中…
斎藤サル(妻夫木聡)はヤクザとして出世し西口一帯を仕切っている。渋沢ヒカル(加藤あい)は、二重人格治療中に仲間たちをモデルにした小説を書き大ヒット。ドーベルマン山井(坂口憲二)は殺人罪で刑務所に。
真島マコト(長瀬智也)はというと「真島フルーツ」が地上げされ(実際にロケした場所が取り壊しになった)軽トラで果物の行商となんかさえない。相変わらずつるんでいるマサ(佐藤隆太)に誘われて、人気バンド・雷図(RIZE)のライブに行きその音に衝撃を受ける。
そんなある日、ホームレスがマコトにホームレス狩りの犯人を捕まえてほしいと依頼、相変わらず「めんどくせぇ~」と断ろうとするが、巻き込まれてホームレスといっしょに暮らすことに…
ラーメン屋になったGボーイズ、ブラックエンジェルズに代わって、若者のとんがった部分は雷図(RIZE)とホームレス役のクレージーケンバンドが担当。他にもマサの純愛、店を探しながら何か思惑ありげなリツコ(森下愛子)の秘密、ドーベルマン山井の鼻ピアスはどうなったのか、そして元キングのタカシはかえってくるのか、など見所いっぱいです!
出演:
長瀬智也、加藤あい、妻夫木聡、坂口憲二、佐藤隆太、阿部サダヲ、きたろう、森下愛子、窪塚洋介、西島千博、矢沢心、須藤公一、池津祥子、峯村リエ、ユセフ・ロットフィー、森本ゆうこ、石橋蓮司、川崎麻世、岡本健一、クレイジーケンバンド、RIZE
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