近年でもっともうまくいったのは山口智子、『29才のクリスマス』のヒットで人気絶頂の時に結婚しドラマは休養、以後イメージを維持したままCMに出続けています。4月に復帰説がありますが、下手に復帰してドラマがこけた場合、イメージが下がるので難しいところです。
松島菜々子は結婚と大河ドラマの準備のためドラマ出演がなかった時期に下がりかけましたが『利家とまつ』の成功によりより幅広い層の人気をえて、1月からのフジテレビ『美女か野獣』で民放ドラマに復帰します。
それに対して反町隆史の方は『ダブルスコア』が不振で苦しいところ。
中山美穂も『ホーム&アウェイ』が不振で、作品が実験的に過ぎたということもありますが、突然の入籍による影響も否定できません。
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さて、結婚してイメージダウンしない方法が一つだけあります。人気ドラマで恋人同士を演じて、その熱気がさめやらないうちに実生活で結婚すればいいんです。そうすると世間はドラマの役柄の続きで実生活も見てくれるので、イメージダウンしません。
このパターンをテレビドラマで初めてやったのは『二丁目三番地』(71,日本テレビ)の石坂浩二・浅丘ルリ子(二人とも大人気でした)、それから『男女七人夏・秋物語(86,87,TBS)の明石家さんま・大竹しのぶ、そして吉岡秀隆・内田有紀です。(反町隆史・松嶋菜々子は『GTO』での共演がきっかけですが「すぐ」ではない)
しかしこの方法には一つ危険があります。前二組はすでに離婚していることです。そうすると…