「法律を守る」ということはあたりまえですが、AllAboutでは自分のサイト内にだけでなく「わたしのおすすめサイト」などリンク先についても法律を遵守したものに限る、という方針です。

そうするとドラマカテゴリの場合、著作権が重要な問題になってきます。個人がドラマのサイトをつくる場合にビデオでキャプチャした画像を使いたくなるのは人情というもの。

厳禁とするとリンクするサイトが少なくなってユーザ利益にならない、ということも考えて境界線を「表紙として1枚ぐらい使うのは許容範囲、登場人物や名場面紹介としてベタベタと張りまくっているのはアウト」ということにしています。

そのガイドラインを検討している頃、テレビ局の仕事を外注している知人から「昔の番組を調べるのにサイトを検索すると、やはり著作権上問題のあるものが見つかる。放送局の人によると見つけた以上は対処しなければならないそうだ」という話を聞いています。

最近それを思い出して、以前アウトと判定したサイトを再訪したところ、閉鎖されているものや画像を使わないようにリニューアルしているものがいくつかあり、着々と手が打たれているようです。

著作権法全文

著作権法解説


脚本家の権利

ドラマで映像以外の著作権で重要なのはセリフ、つまり脚本の権利。

脚本は必ずしも脚本家だけで書かれたものでなく、事前には複数のスタッフのブレーンストーミングの結果として書かれ、現場の都合で放送されたものが脚本家がかいたものと違う、ということも起こります。しかしそれも含めて脚本の権利はタイトルバックで「脚本」とクレジットされた人にある、とされています。

脚本の著作権が問題になった例として「リアルタイム字幕」があります。「リアルタイム字幕」は耳の不自由な人がテレビを楽しむための補助として、ネット上でドラマと同期してセリフを打ち込むボランティアの取り組みです。

以前は個別に放送局、脚本家に交渉していましたが、数年前、放送作家の団体から著作権の請求を受けるということがありました。この問題をうけて昨年、著作権法が改正され指定されたリアルタイム字幕配信事業者は自由に行えることになりました。

現在は、民主党が放送局に字幕作成を義務づける法案を提出、政府も自動的に字幕をつくるクローズドキャプション機器のテレビへの標準内蔵の義務づけをめざすなど取り組まれています。

リアルタイム字幕送信事業ホームページ

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