『ロケット・ボーイ』が主演・織田裕二の椎間板ヘルニアのため、4週間の休止となりました。主演俳優が出演できないことに対しての収拾策としては異例です。
 よく見られる対策は主演を交替する(例『春よ、来い』の安田成美から中田喜子、病気ではないが)かドラマ中で主演の役の方を替えてしまう(例『仮面ライダー』の1号から2号)のどちらか。
 もっとも近い例は『おしん』でしょうか。当時公表されませんでしたが、田中裕子が関東大震災収録のころ過喚起症候群でダウン、3週間の休養を迫られました。対策としてお盆の1週間を『もう一人のおしん』と題するおしんのような人生を生きた女性たちのドキュメンタリーを放送、理由を公表しなかったので抗議が多かったそうです。

 それで『ロケット・ボーイ』の出来はというと、1話は少しかったるかったんですが、2話からストーリの動きが出て、宮藤官九郎脚本のセリフのおもしろさが生きてきました。田中(市川染五郎)が飛び降り自殺をはかったのか?と気になるところで終わり、ここで1ヶ月待たせるんかい!状態です。

 そして穴埋めは『踊る大捜査線』の再放送。『ロケット・ボーイ』では越えられなかった視聴率20%を第1回で突破し、関東では『はみだし刑事』も破る勢い。織田裕二を初めとする関係者はきっと複雑なことでしょう…。


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