ショコラティエ直伝！チョコレートリビア(3ページ目)

チョコレートはギフト

2009年ジルさんが用意してくれたバレンタイン用限定コレクションは恋の過程を6つのフレーバーで表現した「6つの恋の始まり」。

さてもうすぐバレンタインですが、ジルさんはチョコレートというのはバレンタインに限らず“ギフト”だとおっしゃいます。

「チョコレートというのは自分だったり、大切な人に喜んでもらいたいという気持ちを、心を込めて贈る高級なプレゼント。その際に最高級のチョコレートをプレゼントするのは素晴らしいことだと思う。日本の皆さんがバレンタインデーに愛する相手にチョコレートを贈るのもこの表れではないですか？」

パパやかわいいボーイフレンドにあげるバレンタイン、今年はママとお揃いでジルさんのチョコレートにしてみてはいかがでしょうか？

待望のレシピブックはアートブック！

若手アーティスト5人とコラボしたジルさん著の「LA MAISON DU CHOCOLAT 時を越える魔法のレシピ」。店舗でのみ販売されています。（日本語版あり）

2007年、ジルさんはラ・メゾン・デュ・ショコラのクリエイティブディレクターに就任して以来、ずっと熱望されてきたレシピ本を出版しました。ジルさん直伝の36種類のチョコレートレシピが紹介されている「LA MAISON DU CHOCOLAT 時を越える魔法のレシピ」がこの本、レシピブックというよりも豪華装丁のフォトブックといった感じ。それもそのはずジルさんはこの本をただのレシピ本ではなくアートブックにしたかったのだそうです。そのため、写真も料理写真専門の写真家ではなく、ウンガロやランコムなどラグジュアリーブランドを撮ってきているヴェロニック・デュリュティの撮りおろしになっています（ジルさんの実演があった出版記念の懇親会の様子はブログで紹介しています）。

今回3週間の滞在で「ありガトーショコラ！」というダジャレも覚えて使っていたユーモアたっぷりのジルさん。次はどんなチョコレートを産み出してくれるのかとても楽しみです。

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