トリビア5:松阪牛は「まつさかうし」
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「肉の芸術品」とも言われる松阪牛! 霜降りが見事に入っています |
さてここからはグルメ情報です。まずは有名銘柄トリビアから! 今や高級牛肉の代名詞でもある松阪牛。その呼び方は「まつざかぎゅう」ではなくて、公式には「まつさかうし」だということをご存じですか? また「さか」の字を間違えている人も多いのですが、まつさかうしの「さか」は「坂」ではなくて「阪」です。
トリビア6:在来種の箱入り育ち、見島牛
さて、今や全国に数多くの銘柄牛がありますが、ぜひ山口県の「見島牛(みしまうし)」に注目してください。他の銘柄牛は外国種などとの交配をされて現在の姿になっているのですが、見島牛は世界でもまれに見る純度の高さを誇る和種だと言われています。和種の原型をとどめている上に、霜降りの状態がとてもいいということですから、機会があったらぜひ食べてみてくださいね。
トリビア7:その他2009年注目の牛肉は……
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霜降り肉に注目がいきがちですが、牛肉は赤身も美味しいんですよ! |
美味しい牛肉はまだまだありますよぉ。まずは日本三大銘柄「神戸牛」「近江牛」「松阪牛」はもちろんですが、それらの素牛となっているのが「但馬牛」。兵庫県の牛肉です。また今年開港150年を迎え、牛鍋文化の発信地でもある横浜近郊のものでは、「葉山牛」が美味しいですよ。2008年全国1位をとった「宮崎牛」も美味しいですし、シェフたちからよく名前があがるのは「佐賀牛」です。また、数が少なくほとんど流通しないのですが、お米で有名な魚沼で育てられている「魚沼牛」もとても美味しい牛肉です。
もちろん、全国津々浦々美味しい牛肉はたくさんあります。また魚沼牛のように地元の人だけが知るといった稀少銘柄もまだまだありそうですよね。ぜひ、丑年の2009年は、マイベストビーフを見つけるべく、牛肉を堪能する1年を送ってくださいね。