子育て/子育て関連情報

丑年に読モー!ギュウっと満載牛肉トリビア

2009年は丑年。干支にちなんだ動物が牛ということで、今年のパワーを「食べる」ことが可能! そこで、今回はより牛肉に親しんでもらえるような牛肉トリビアを集めてみました。

執筆者:飯野 耀子

牛
今年モーよろしくお願いします!
あけましておめでとうございます。食育ガイドサイトの2009年最初の記事は、干支にちなんで牛、牛、牛と「牛肉」についてのお話でスタートです!

みなさん、牛肉はどんな食べ方が好きですか? ステーキ? しゃぶしゃぶ? それとも焼肉でしょうか? 私はメガバーガー流行の影響か、最近はお肉をミンチするところから作るハンバーグにはまっています。

最近では、牛肉のあぶりやお寿司など、生で牛肉を食べる機会も増えていますよね。牛肉はお肉自体の美味しさに加えて、世界中のセレブを虜にしている神戸牛(英語ではKobe beef)のように脂にも旨味があります。お米の上や口の中でほんのり溶ける脂の甘さもまた魅力のひとつですね。

トリビア1:牛肉は昔、薬だった!?

昔、僕は薬だったんだ……
さて、そんな美味しさ満点の牛肉ですが、昔は薬屋さんに置いてあったんです。時は江戸、徳川将軍の3代~5代にかけて屠畜(とちく:食肉用の家畜を殺すこと)禁止令や生類憐みの令が出されたことによって、牛馬の食肉解体が禁止されました。そして、自動的にこれらのお肉を食べることも難しい状態になりました。

ところが、彦根藩では牛の屠畜が黙殺されていたそう。さらにはお医者様による「肉食」が推進されていたこともあり、牛肉を味噌漬けや干し肉に加工して、薬として食べる「薬喰い」という食べ方が考案されていたのだそう。当時の将軍への献上品にもなっていたというから、禁止令も「薬」という名前の前では特例を設けるということでしょうか? ちなみにこれらのお肉は庶民が口にすることも可能で、病院に常備された保存食だったとのことです。

  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます