交感神経と副交感神経
よい睡眠も親が子供にプレゼントできる贈り物です。 |
それはテレビから受ける刺激です。これは交感神経と副交感神経に関わる話なのです。本来食事時というのは交感神経から副交感神経へと優位性が変換することが望ましいといわれています(交感神経と副交感神経については、交感神経は活動的、副交感神経はリラックスといったイメージで捉えてもらえればいいと思います)。
これがどうテレビと関係あるか?というと、見ている番組が穏やかだったり、癒し系の内容だといいのですが、刺激的だったり興奮させられるような内容の場合、食事を交感神経優位のまますることになってしまいます。
交感神経と副交感神経は同時に優位になることはありえません。交感神経が優位な場合は副交感神経が劣勢で、副交感神経が優位な場合は逆になります。ゆえに本来、副交感神経が優位であるべき食事時に交感神経が優位なままだとその後にくる睡眠時もなかなか副交感神経が優位とならず、結果、眠りが浅くなってしまうのです。これ以外にも、副交感神経は消化率をあげる作用もありますからいろんな意味で食事時に副交感神経が優位であることは大切だといえます。
冒頭にも書きましたが眠りが浅いことは勉強の正答率が低いことと関係してきますから、テレビディナーによって眠りが浅くなる可能性が高いとすると教育意識の高い親御さんとしては考えてしまいますよね。