そこで今年はダシにこだわったお雑煮をお子さんと一緒に作ってみてはいかがでしょうか?
ダシの基本は昆布と鰹節
吹田商店には、幅広の昆布だけでなく、糸昆布やカゴメ昆布など実に多くの種類の昆布が存在。吹田さんは食育の講演会などでも昆布の美味しさを話されている昆布博士。ぜひいろんなことを質問してみてください(昆布商:吹田商店03-3541-6931) |
スーパーなどで昆布のコーナーにいくと「日高」「利尻」「羅臼」などそれぞれ産地の名前がついています。中でも「真昆布」と書いてあったら最高級品です。これらの昆布にはそれぞれ向いている使い方があって、今回のようにダシに使うのに適しているのは「真昆布」や「羅臼」「利尻」が高級なダシがとれる昆布だといわれています。
せひお正月を迎えるためのダシにはパックの鰹節ではなくて、自分で本節を削って作る鰹節を使ってみてはいかがでしょうか?やはり削りたての鰹節は香りも高く、味も抜群です。鰹節削りがないというお家やどうやって削っていいのかわからないという方は「和田久」というお店にぜひ相談してみてください。鰹節の削り方を実践しながら丁寧に教えてくれます。
関東風のお雑煮を作る場合は、昆布と健康に育った鶏の鶏ガラやお肉(地鶏や鴨がオススメ)で作ってみてください。こちらは「鳥藤」というお店が種類も豊富でとっても親切に教えてくれます。
他にも築地市場には面白いお店がいっぱいあります。サイトでもまたいろいろとご紹介したいと思っていますが、ぜひみなさんも足を運んでその面白さを体験してみてくださいね。お子さんにも楽しめるお店がいっぱいありますし、食育の材料がいっぱりありますよ。また時々、”鰹節削り大会”など食育イベントも開催されていますのでメールマガジンなどでそちらも随時お知らせしていきますね。
<関連リンク>
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