栄養バランスの取れた食事を作るコツとは?
お味噌汁は栄養バランスをととのえるのに最適なものです |
まず、お味噌汁に含まれる代表的な栄養素はミネラル、たんぱく質、そしてアミノ酸。昆布にはカリウム、カルシウム、ヨウ素などミネラルとそして脳の機能を高めてくれるグルタミン酸というアミノ酸がたっぷり含まれています。味噌には主に生命維持に不可欠な必須アミノ酸を含む植物性タンパクが含まれます。ここに具材の栄養素がプラス。
次にご飯には、炭水化物がたくさん含まれています。白米ではなく、玄米にするとビタミンB群も豊富に摂取することが可能(玄米がダイエットに適している理由は、食べるだけでエネルギー代謝を担ってくれるため)。
そして、主菜であるお肉やお魚。これには動物性たんぱく質や脂質が含まれています。その他、副菜のサラダやおひたしには、ビタミンやミネラルが含まれ、ここに食後の果物(第六の栄養素と呼ばれます)がつけば、食物繊維も豊富に摂取することができます。
以上からわかるように、「旅館の朝ごはん」の構成に照らし合わせて献立を考えていけば、バランスのいい食事を作ることができるのですね。
こう考えると簡単ではないでしょうか?基本さえ押さえていれば、もちろん細かい部分は臨機応変にアレンジしても構いません。