気持の分別処理方法を知ろう
ママもパパもどっちのじぃじもばぁばも大好きだよ! |
普段着ですからお互いに遠慮しない発言になりがちです。今までは表面にでないでいたことも「あれぇ? そんな風に思っていたの!」「そこまで言うのー」など心の中でガーンと衝撃を感じるような場面もいろいろ出てきます。
発言の1つ1つに対して、自分が責められていると否定的に受け取ると、落ちこんでしまいます。相手を理解するにはエネルギーが必要です。子育てに精一杯の新米ママ・パパは気持ちに余裕が少ない時期ですから余計に敏感になっているのです。エネルギーは自分と伴侶と子どものために温存しておきましょう。
普段着付き合いの中でいろいろ言われる発言を聞いたとき、すべてを真剣に受け止めるのではなく、
「イヤだな!そう思っているんだ」
「へぇー そんな考え方もあるのね」
「私にはできないわ、ムリ」
「なるほどね!参考にしてみよう」
「教えてくれて、ありがとう」
と感じたままに、ひとまず心の○△×の箱に分別して聴く練習をしてみましょう。
自分が嫌だな(=×)と分別した感情は溜め込んでおくと、大爆発する危険性があります。小まめに「私はそんな所を自分でも気にしていたのね」と見つめ直し、辛かったり不快に思った自分を労わって認めてあげましょう。そして心に残さないで手放す(=忘れる、気にしない)練習をしたいものです。自分の気持ちを見つめて大切にする練習ができると、人の気持ちにも気配りができるようになってきます。自分を労わり、励まし、褒めることはセルフカウンセリングとなります。
普段着ゾーンの奥に在る「進入禁止ゾーン」は自分にとって何だろう?とハッキリさせることも自分を守る手段です。あれもダメこれも嫌と、進入禁止ゾーンを広げすぎると人との交わりの楽しさが半減します。「ここまでなら笑って許せること」と「毅然とノー」と言う自分流の分別の技を磨きましょう。