子どもの夢を引き出す質問力
それでは、子どもの夢を楽しみながら引き出す質問です。夢を明確にするには、ワクワクとした気持ちも大切ですから、気楽に楽しみながら親子でやってください。■今年、達成してうれしかったことのキーワードを書き出す。例えば、遠足、賞状をもらった、○○で褒められた、など。
■「ちょっとすてきな1年後」と言われて思いつくキーワードを書き出す。友達が増える、ピアノを習う、水泳を続ける、など。
■次の質問の答えを書く
- 「ちょっとすてきな1年後」でどうしてもかなえたいことは?
- それがかなうと、どんな変化がありそう?
- それがかなったとき、どんな気持ちになる?
- それがかなったとき、まわりは祝福してくれそう?
- かなえるために、今すぐできることはなんだろう?
質問するときの注意点
キーワードは、大きめのノートや画用紙を使って、色鉛筆でいろいろな色を使うといいと思います。たくさんの色を使ったほうが、子どもの脳が刺激されて活性化することが知られています。「達成してうれしかった」ことを書き出したら、どんなところがうれしかったのかを親子で話し合うといいでしょう。一番重要なことは、どんな答えにも批判的にならないことです。子どもがうれしかったこと、達成したいと思うことですから、道徳的に間違ったものでなければ、無批判で聞いてあげてください。
お母さん、お父さんがまず実践
親に充実した経験がないのに、子どもに夢を語れといっても難しいかと思います。まずは、紹介した質問をお母さん、お父さんが実際にされてみることをおすすめします。夫婦でされるのもいいと思いますし、書き出したことをお子さんと共有するのも効果的です。率先して親が夢のある1年を送れるようこころがけいれば、きっと子どもも夢のある充実した1年が送れるのではないかと思います。子育てに関する悩みがある方はこちら(※現在停止中)から、ぜひお願いいたします。「問い合わせの種類」は「その他」にチェックしていただき、「問い合わせ内容」に「相談」と最初に入れてください。なお、すべての相談にお答することができない場合もあるので、ご了承ください。
<関連リンク>
1年の計は元旦にあり=効果的に目標を立てる(All About幼児教育)