やがてパパイヤの季節がやってくる

わが子に「パパ嫌い!」なんて言われた日には、そりゃ凹みます
「ベビーがウチにやって来た!」と、パパママがおっかなびっくり、右往左往する時期を過ぎたあたりから、ベビーはそろそろ本領を発揮し、始動します。

そう、それはまさに「始動」。ただそこに転がって可愛くねんねしていたベビーは、じきに寝返りを打ち、座り、ハイハイし、立ち上がり、やがてそこらじゅうのものを口の中で味わいながらうごめく生き物へと進化するのです!

そしてついにある日、彼らは言語を獲得し、明確な意思を持って親に向かって宣言します。

「イヤッ」。

ねんねするのイヤッ。ご飯食べるのイヤッ。お風呂入るのイヤッ。そして、パパ、イヤッ。

「パパ、イヤッて、果物の?」とボケている場合ではございません。来た来た、親のえり好み! こいつぅ、パパはイヤだって。ママならいいのか? せっかくパパが育児に積極的なのに、そんなのショック……。

「あぁ、妻だけでなくとうとう自分の子どもにまでイヤって言われるようになっちゃったよ、オレ。きっとこれから30年くらい言われ続けるんだろな……」と軽くめまいを覚える子育てパパへ。現役子育てママを代表して、ママたちのリアルな「してほしい」をお伝えする『新米パパ塾』、第6回がスタートです!

パパ、こっち見ないで!

あるお宅での事例です。息子くんはママにべったりで、彼が選ぶのはいつもママ。パパがお風呂やお出かけに誘っても大泣きして嫌がり、「ママ~!」と逃げてしまうのです。寝る時も、布団にパパが少しでも近づくと「パパはダメ!」と怒り、ひどい時には「パパ、僕のこと見ないで」とまで……。

パパはママに対して、「お前が言わせているんだろう!」と言い出し、息子君にワケを聞いても話さずじまいで、ママもほとほと困っています。

このケースの男の子は3歳。自我が芽生え、自分の意思をはっきりと言葉にできる一方で、細かな表現のコントロールが効かず、人の気持ちを理解できるほど大きくないという点が「困った」の原因になっています。子育てでパパの協力がとても必要な時期に、お子さんがパパを遠ざけてしまうというのではママは本当に困ってしまいます。しかし程度の差はあれ、こういうケースはよく相談などで寄せられるものでもあるのです。

>>親のえり好みは、発達のしるし/パパからの一貫した愛情がその後を決める>>