大切な我が子がアレルギーと診断された時、何から気をつければいいのでしょうか?まず、できることから考えて見ましょう。
できるだけ症状を「軽く」、そして「治すこと」が出来るように、衣食住の中から10のコツをお伝えいたします。
その1:まめに洗濯、しっかり乾かす
洗剤は、できるだけ無添加のものを使いましょう |
その2:衣類や洗剤は、体に優しいものを使う
アレルギーの子供にとっては、衣服の素材選びも大切。絹、羊毛、羽毛等の素材や、化学繊維はアレルギーを引き起こす原因となります。綿を使用するのが一般的です。洗濯は、酵素や柔軟剤入りは使用せず、無添加の洗剤を利用し、洗い残しに注意しましょう。また、クリーニングに出したものは、いったん袋から取り出して陰干しするように。その3:衣服や寝具のしまい方も工夫する
衣替えの時期に重要なのが、寝具・衣服のしまい方。たんすや押入れには湿気がたまりやすく、カビが増殖し、ダニが発生しがちです。きちんと洗った寝具を、すのこを使って隙間を作った上に置く事で、風通しを良くします。押入れの中も、換気の良い形でしまうようにしましょう。「防虫剤が気になる」という方は、天然のハーブを利用した虫除けがオススメです。その4:いつも清潔に保ち、心身ともに丈夫な体をつくる
強い日差しや汗が、アトピー悪化の原因となります。いつも清潔にするため、夏場はこまめにシャワーを利用して、肌を清潔に保ちます。外出先から帰宅した時には必ず手洗い、うがいの習慣をつけるように。子供のこうした習慣は、大人の習慣を真似して自然と身につくものです。まずは、お父さん、お母さん、そしてご家族のメンバーがお手本になり、習慣をつけさせましょう。髪の毛は皮膚にかからないように工夫し、爪は短く。洋服は、できるだけ薄着にしましょう。薄着をすることは、自律神経を調節し、外気の温度差にあわせて、体の温度を調節できるようになります。冬でも、あまり厚着はオススメできません。夏場は日差しが強くなるので、直射日光はなるべくさけ、日差しの強い日で外出する際は、長袖を一枚用意しておくと便利です。
丈夫な体を鍛えるためには、それぞれにあった適度な運動が必要。水泳などで体を鍛えることもいいのですが、普段のお散歩でも毎日の運動になります。毎日、できるだけ歩く習慣をつけましょう。