乳児育児/乳児育児関連情報

もしかして、我が子はアレルギー持ち?(2ページ目)

人の体にさまざまな害を及ぼす「アレルギー」。そのアレルギーで引き起こされる病気の種類、症状、検査方法をご紹介します。「もしかして、これって……」と思った方への対処法もお教えします。

執筆者:松下 和代

もし我が子にアレルギー症状が見られたら

アレルギーは、子供をとりまく環境や、ライフスタイルを見直すチャンスです
もし我が子に前ページのようなアレルギーの症状がみられたら、まず第一に自己判断は避け、病院で診察をしてもらってください。アレルギーは、ぱっと見て風邪や湿疹などの症状に似ていることがありますが「アナフィラキシーショック」のように、死に至るケースもあります。

発祥の年齢は、食物アレルギーは乳幼児期が多く、小児ぜんそくなどは、幼児期に多くなっています。早めの診断ときちんとした治療を行えば、アレルギーは改善されていきます。逆に治療が遅れたり、誤った方法で治療を続けると「アレルギーマーチ」と呼ばれる症状(一度良くなったアレルギー症状が違った形で現れる)を引き起こします。

アレルギーと診断されると不安も多く、自分を責めてしまうこともあると思います。もちろん、アレルギーの治療は容易なことではありません。毎日の掃除から始まり、食生活を見直し、手作り、無添加などを気にしながら生活することは経済的にも、体力的にも負担が多くなります。

しかし、我が子のアレルギーをきっかけに取り巻く環境を再考することはまたとない機会。世の中には、アレルギーを改善するための健康食品や情報があふれていますが、安易なものに惑わされず、「あれも、これもダメ」と妙に神経質になりすぎず、「大切なことを学べるチャンス」と考えるくらいの前向きな気持ちこそ、アレルギーを改善する要素の一つだとガイドは考えています。

何か不安なことがあったら共有し、一緒に解決していきましょう。



<参考文献>
『ホームメディカ家庭医学館』小学館
『アレルギーっ子の生活百科(角田和彦)』近代出版
『year note内科・外科等編』医療情報科学研究所編集(MEDIC MEDIA発行)

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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※乳幼児の発育には個人差があります。記事内容は全ての乳幼児への有効性を保証するものではありません。気になる徴候が見られる場合は、自己判断せず、必ず医療機関に相談してください。

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