花粉症は「大人の病気」ではない

スギのある森林は増え続けています
花粉症の原因の1つでもあるスギ。そのスギは子どもをも悩ます存在に
Q:うちの息子は2歳です。鼻水がずっと出て止まらないので小児科にいったら、「花粉症です」と言われました。以前、「小さい子供は花粉症にはならない」と聞いたことがあるので信じられません。そんなことがあるのでしょうか?教えてください。

A:お答えします。花粉症の知識と対処法でも触れたように、花粉症をはじめとするアレルギーは、アレルゲンに触れれば触れるほど発症しやすくなります。そのため、以前はスギ花粉が大量に飛散するようになってから何度もスギ花粉に接触した大人に多く、子供、特に小さな子供は花粉にそれほど接触しないため、花粉症の発症は少ないと言われていました。

ところが最近の調査では花粉症の低年齢化が進み、2~3歳ごろから花粉症になる子供がいます。その理由は、スギ花粉が最近増加傾向にあるため小さいころから大量に花粉を吸い込んでいること、そして花粉とともにアレルギーを悪化させるさまざまな要因の影響が考えられています。

特に小さな子供の場合、症状をうまく伝えられず、花粉症が放置されるケースもあるとか。長期間にわたって症状が続くと、集中力がなくなったり成長面でも好ましくありません。「花粉症かな?」と思ったら、早めに医師の診察を受け、対策を考えることをお勧めします。

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