子供の体力は低下している?

外遊びは体力作りの基本
外遊びは体力作りの基本
「子供が道で転んだだけで、腕を骨折した」といった笑うに笑えない話をよく耳にします。最近の調査では、以前に比べて、子供の骨折が1.5倍~2倍程度に増えているとのことです。また、文部科学省の「体力・運動能力調査」では、小学生から高校生までの体力が、最近では年々低下していることが明らかになっています。

私たち親の世代と比べても、子供たちは体格面では向上していますが、体力や運動能力の面では低下しているようです。子供の体力向上ホームページによると、身長は30年前に比べて約3cmのびていますが、50m走やソフトボール投げなど、運動能力は下回っています。

体力低下の原因は?

「体力・運動能力調査」によると朝食を食べなかったり、テレビを見る時間が長かったりする子供は、やはり体力が低いという結果が出ています。逆に、日常的に運動する子供は、ほとんどしない子供に比べて運動能力が明らかに高いようです。つまり、最近の子供の特徴として、「運動する習慣のある子供とない子供の間には体力面での差がかなり見られる」ということになります。

子供の体力低下は、私たち保護者が学力や習い事に比べて、運動や外遊びを軽視している傾向の現れであると考えられます。週3日以上運動やスポーツをする子供の割合が、30年前に比べて6~8割に減少しているということからもその一端が垣間見えます。

また、直接の原因として、子供の体力向上ホームページでは以下の3つをあげています。
  • 学校外の学習活動や室内遊び時間の増加による、外遊びやスポーツ活動時間の減少
  • 空き地や生活道路といった子どもたちの手軽な遊び場の減少
  • 少子化や、学校外の学習活動などによる仲間の減少

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