子どもと一緒のお掃除は工夫が必要 |
そこで、まずは赤ちゃんのいる家庭ならではの気をつけたいポイントをお伝えします。
赤ちゃんの目線で部屋を見回す
「ここ以外はお掃除をしてあったのに……、どうしてわざわざ?」とがっかりすることはありませんか?赤ちゃんの目線は大人よりも低いため、大人の目に付かない場所にあるものに興味が行くのです。まずは四つんばいになってお部屋の中を見回し、自分が赤ちゃんだったら気になるであろう場所(電気のコンセント・テレビの隙間に落ちているものなど)を意識的に見つけ、お掃除をして行きましょう。抵抗力の高い大人にとっては何気ないホコリやダニ・ハウスダストも、抵抗力の低い赤ちゃんにとっては外敵になります。その他、灰皿やコップ・硬貨・ビー玉などは誤飲の元になりますし、触るとやけどをしてしまうストーブなども重点的にお掃除をしておきましょう。
汚れ落としは赤ちゃんの体に負担のないものを
赤ちゃんが舐めても大丈夫なエコ掃除 |
■重曹
重曹はアルカリ性なので、油汚れや手垢などを分解します。ガス台や子どもがよく触る場所~壁やたんすの引き出し・ホコリのたまっている場所などもなどに重曹を使いましょう。
■お酢
お酢は酸性なので、水垢や尿・石鹸かすを分解します。台所や洗面所。トイレなどの水周りはお酢が有効です。穀物酢を使いましょう。
■クエン酸
お酢の匂いが苦手な方。クエン酸は酸性なので、石鹸かすや水垢などを分解します。ステンレスは錆びやすいのでしっかり拭いてすぐに水拭きをし、乾燥させましょう。
■お茶の葉
飲み終えたお茶の葉を布などに入れてまとめ、入浴剤にするとお風呂にビタミンCの成分が広がり、お肌に優しいお湯になります。さらに、その後のお湯を使ってフローリングの床を拭くと汚れがきれいに取れますよ。
余談ですが、子どもがいつも触っているぬいぐるみにも実は手垢が蓄積されています。ちょっと色が変わってきたな、と感じたら、洗濯ネットに入れて洗濯機で洗いましょう。お天気のいい日に外で干したり乾きにくい場所はドライヤーで乾かすときれいになります。