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赤ちゃんと一緒の大掃除大作戦!

年末といえば、大掃除。赤ちゃんのいる家庭での抑えておきたいポイントをお伝えします。きれいなお家で新しい年を迎えましょう!

執筆者:松原 美里

気がつくと年末、大掃除の季節がやってきました。とはいっても、子どもと一緒の大掃除は「あっ、それ触っちゃダメ!」「いまお片づけをしているの!」と手間取ることがいっぱいありますよね。今回はそんなママたちの大掃除がよりスムーズになるための子持ち大掃除のススメをお伝えします。

+αな大掃除
子どもと一緒のお掃除は工夫が必要
そもそも大掃除とは、普段なかなか手の届かないところを一年間の総決算としてきれいにし、気持ちの良い状態で新年を迎えようというもの。赤ちゃんと一緒の大掃除で何が大変かというと、片づけをしている傍から物を口に入れてしまったり、遊び始めてしまったり、お掃除をしている間に見えないところで危険なことになっていたり……。

そこで、まずは赤ちゃんのいる家庭ならではの気をつけたいポイントをお伝えします。

赤ちゃんの目線で部屋を見回す

「ここ以外はお掃除をしてあったのに……、どうしてわざわざ?」とがっかりすることはありませんか?赤ちゃんの目線は大人よりも低いため、大人の目に付かない場所にあるものに興味が行くのです。まずは四つんばいになってお部屋の中を見回し、自分が赤ちゃんだったら気になるであろう場所(電気のコンセント・テレビの隙間に落ちているものなど)を意識的に見つけ、お掃除をして行きましょう。

抵抗力の高い大人にとっては何気ないホコリやダニ・ハウスダストも、抵抗力の低い赤ちゃんにとっては外敵になります。その他、灰皿やコップ・硬貨・ビー玉などは誤飲の元になりますし、触るとやけどをしてしまうストーブなども重点的にお掃除をしておきましょう。

汚れ落としは赤ちゃんの体に負担のないものを

エコ掃除
赤ちゃんが舐めても大丈夫なエコ掃除
物を見つけたら、まずはお口に含んで物の形や感触を確かめたいのが赤ちゃん。そう考えたときに、いつものお掃除グッズでは赤ちゃんの体への影響が気になる方もいるのではないでしょうか。いまあらためて注目を集めているのがエコ掃除という概念。赤ちゃんがお口に入れても安心なお掃除グッズを使ってお掃除をしてみましょう。
 
■重曹
重曹はアルカリ性なので、油汚れや手垢などを分解します。ガス台や子どもがよく触る場所~壁やたんすの引き出し・ホコリのたまっている場所などもなどに重曹を使いましょう。

■お酢
お酢は酸性なので、水垢や尿・石鹸かすを分解します。台所や洗面所。トイレなどの水周りはお酢が有効です。穀物酢を使いましょう。

■クエン酸
お酢の匂いが苦手な方。クエン酸は酸性なので、石鹸かすや水垢などを分解します。ステンレスは錆びやすいのでしっかり拭いてすぐに水拭きをし、乾燥させましょう。

■お茶の葉
飲み終えたお茶の葉を布などに入れてまとめ、入浴剤にするとお風呂にビタミンCの成分が広がり、お肌に優しいお湯になります。さらに、その後のお湯を使ってフローリングの床を拭くと汚れがきれいに取れますよ。

余談ですが、子どもがいつも触っているぬいぐるみにも実は手垢が蓄積されています。ちょっと色が変わってきたな、と感じたら、洗濯ネットに入れて洗濯機で洗いましょう。お天気のいい日に外で干したり乾きにくい場所はドライヤーで乾かすときれいになります。

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