「親業」に学ぶコミュニケーション
子どもの行動にイライラ……。そんなときどうするればいい? |
皆さんは「親業(おやぎょう)」という言葉を聞いたことはありますか? 親業とは、子どもの気持ちを受け止め尊重しながら、親子のやり取りを無理なく運んでいくためのコミュニケーション方法。1962年にアメリカの臨床心理学者トマス・ゴードン博士が考案したもので、カウンセリング、学習・発達心理学、教育学など、行動科学の研究成果を基礎にしたプログラムです。今回は子育てに悩めるママたちへ、親子関係に笑顔が増える「親業」をご紹介します。
子どもとの関係を壊していませんか?
親と子は別の人間。管理するのではなく、より良い関係を築きたい |
これらは命令・脅迫・説教・提案・理詰めで迫る・非難・同意・はずかしめる・解釈・同情・尋問・ごまかす……など、親業では場面によって親子関係を壊すコミュニケーションとされているもの。ドキッ! 改めて振り返ってみると、いつもこの中のどれかのような……。では一体、どんなコミュニケーションをすればいいのでしょう?