乳児育児/乳児育児関連情報

友だちとおもちゃの取り合い・自我への対応(2ページ目)

仲よく遊んでいるかと思うと、おもちゃの取り合いを始める子どもたち。そのときママはどう関わったらいいのでしょうか。

執筆者:松原 美里

「貸して」と言っても譲り合えない場合

お友達と一緒
おたがいを尊重できるようにサポートしましょう
子ども同士の正直なやり取りなので、時には「貸して」と言っても譲り合えないこともあるでしょう。気持ちの切り変えができず、取り上げてしまうことがあるかもしれません。

そういうときにはお子さんに「○○ちゃんが使いたいのと同じように、他の人も使いたいんだよ。お友だちが使うまでもうちょっとだけ待てるかな?」と伝え、ママはお友だちにも「もうちょっとしたら貸してくれるかな?」と根回しをしてあげることも必要です。 それによってお友達にも心構えが出来るのです。

貸してもらえたら、「良かったね」と同時に「貸してくれてありがとう、やさしいね」と声掛けをすることで、子どもの中に、「貸してあげるのはやさしいことなんだ、褒められることなんだ」という認識が生まれます。

おもちゃの貸し借りの問題は親にとっても、まだまだ自分の欲求に正直な子どもにとっても、ストレスになりやすい問題ではないかと思います。こういった気持ちの成長段階を知った上で、ママが子どもの心を代弁してあげるつもりでお友だちとのやり取りがスムーズにできるよう、工夫してみてくださいね。



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※乳幼児の発育には個人差があります。記事内容は全ての乳幼児への有効性を保証するものではありません。気になる徴候が見られる場合は、自己判断せず、必ず医療機関に相談してください。

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