入園前に身につけておきたい、自立の習慣
はじめての不安を事前に解消 |
- トイレに一人で行ける
- 自分の名前を見つけることができる
- 自分で服を着たり脱いだりすることができる
- くつ・くつ下を脱いだり履いたりすることができる
- 自分でお弁当を出して、広げたり、しまったりすることができる
- 名前を呼ばれたときに、元気よく返事ができる
それから、子どもたちにとっても先生にとっても難関なのが排泄です。一見、なんてことない生活のひとコマですが、実際に20人ほどの子どもたちが同時に排泄に向かうとなると、混乱が起きます。脱げない子、手伝ってという子、もらしてしまった子、終ってお尻のまま遊び始めてしまう子……。そうなったときに、先生の手にあまる事態にもなりかねません。そうすると子どもも不安な思いをしたり、お友達からからかわれたりと可哀想な思いをするかもしれません。できる限りトイレトレーニングをはじめておくことをお勧めします。少しでもトレーニングをしておくと、その後の先生の声掛けも入りやすくなるからです。
入園前後の不安を受け止めてあげましょう
ワクワクと期待のふくらむ入園式ですが、実は子どもにとってはいつもとはちょっと違う、気が張っている状態になります。ちょっとしたことで不安になってしまったり、そこから甘えん坊になったりすることもあるでしょう。親は幼稚園はこういうところだという認識がありますが、子どもにとってはまだまだ未知の世界なのです。そういった心の状態を「ドキドキしちゃうね。幼稚園に入ったらどんな楽しいことがあるんだろうね?」と受け止めながらも楽しいイメージが膨らむような言葉掛けをしてあげてください。そして、入園に備えて早寝早起きの習慣をつけながら健康管理にも気をつけてあげてくださいね。皆さんのお子さんが元気いっぱいに入園式を迎えられることを応援しています。
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