■□■噛み付いたら・噛み付かれたらどうする?■□■
噛み付かれたら痛いです。私も、仕事をしている頃、そして我が子の子育ての最中、噛み付かれたことは多々あります(笑)加減をしらない子の、噛み付きは本当に痛い!
ただ、ここで知っておいてほしいのは、赤ちゃんや子どもは「噛み付くことが悪い事」という意識はないことです。
そのため、「噛み付き」から子どもを防ぐ為には、とにかく近くにいて見守り、噛み付き・噛み付かれそうになったら防御することです。
そして、その場に必要な言葉を、代弁していきましょう。
お友達から玩具を取ろうとして、噛み付こうとしたならば「貸してって言おうね。か~し~て」と。オウム返し(相手の言葉を、そのまま真似すること)がなくても、ママや、大人が代弁してあげて、その場に必要な言葉を知らせていくのです。
もし、噛みついてしまったなら「●●ちゃん、痛いよ。おもちゃ欲しかったの?ちょうだい!ってお話しようね。●●ちゃん、かーしーて♪」と代弁していきましょう。
もちろん、噛み付かれてしまった子は泣くでしょう。泣いている子をあやしながら「▲▲ちゃんが、このおもちゃ欲しかったんだって、かして♪なんだって。」と、やはり代弁して、相手の気持ちを知らせていく事も大切です。
だからといって、1回教えたから、話したから・・・次からできる!わけではないです。何度も何度も、同じ場面になってしまったら「またぁ?」と思いながらも、きちんと知らせていく事が大切です。
1週間でわかってくる子もいるでしょう。1ヶ月でわかってくる子もいるでしょう。1年でわかってくる子もいるでしょう。
個々により、ママの言っている事を理解する時間は様々です。「なんで!うちの子は、いつまでもわからないの?!」なんて言わないで、じっくりとお付き合いしていきましょうね。
『噛み付く』行動の裏には、必ずといってよいほど、理由がありますから。
我が子が何故?噛み付いたのか。相手の子が何故?噛み付いてきたのか。子どもの目線にたって、物事を考えてみましょう。何か見えてくるはずです。
集団の中(保育園や幼稚園)では、このような場面が非常に多くなります。先生は、傷がつかないように細心の注意をはらっています。が!まれに、このような状況が起きてしまいます。
ぜひ、広い心で接していってほしいなぁ~と思っています。我が子に傷がついてしまった・・・この事は、とても辛いです。しかし、傷をつけてしまうことを防げなかった先生も、また辛いのです。この気持ちもわかってほしいな・・・と思います。
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※乳幼児の発育には個人差があります。記事内容は全ての乳幼児への有効性を保証するものではありません。気になる徴候が見られる場合は、自己判断せず、必ず医療機関に相談してください。