集団の中では、トラブルもおきやすいです。
親子・兄弟・姉妹・保育園・幼稚園・公園・・・様々な集団の中で、子ども達は育っていきます。
その中で、自分の思いが通らない事も出てきます。思いが通らなくて『泣く』『叫ぶ』などの態度を示す子も多いでしょう。その様子を見て・・・「わがままね~」なんて思わないで下さいね。
子どもはみんな、『自己中心』で成長するのです。赤ちゃんなんて、その典型ですよね♪おなかがすいたら泣いて、お尻が汚れたら泣いて・・・ママの都合なんて何も考えていないですものね(笑)
赤ちゃんはそれでいい!となるのに、「大きくなったなぁ~♪」という頃から、見る目もかわってきます。自分の思いを通そうとする赤ちゃんや子どもを見て・・「わがまま!」と。
やっとお座りが出来て、世界が広がった赤ちゃん。ハイハイにより、さらに世界が広がった赤ちゃん。ヨチヨチ歩きになり、さらにさらに、世界が広がっていく赤ちゃん。
世界の広がりとともに、目に見えてくるものも変わってきます。家族の顔から、おもちゃ・・・そして、周りにあるおもちゃ。そして、それが当然のように欲しくなります。たとえ、他のお友達が持っていても。
そしてトラブルが発生。言葉が未熟な赤ちゃんや子ども達は、態度で示します。『カシテ!』『チョウダイ!』『ヤダヨ!』『アゲナイ!』全てが、態度になるのです。
言葉が未熟な赤ちゃんは、どんな態度を示すと思いますか?我が子を思い浮かべても良いです。
叩く・泣く・髪の毛をひっぱる・洋服をひっぱる・・・
様々な行動が思い浮かぶでしょう。その中に、この『噛み付き』も、出てくるのです。
『噛み付く』ことは、誰もが、やってしまう可能性がある行動なのです。
自分の思いを相手に伝えようとする、自分の欲しい!という欲求を言葉に出来ないため、行動として表す・・・そのような場合が多いのです。
だからといって、そのままにしてはいけません。その他の行動もあわせてどのように対応したら良いのか、お話しましょう。