乳児育児/乳児育児関連情報

市販の風邪薬への理解を深めましょう☆ 市販薬をむやみに飲ませないで!(2ページ目)

お子さんに市販の風邪薬を飲ませるとき、成分をきちんと把握していますか?「咳に効くから」「熱高いから解熱剤入り」という意識だけではなく、その薬の成分に意識を向けてみましょう!

執筆者:浅川 美映

市販薬について

Q.どんな時に市販の薬を使ってもいいですか?

A.軽い風邪と思われる時や夜中や休日で病院に行けない時なら、いいでしょう。
次のような時は医師の診察を受けましょう。

*38.5度以上の熱があるとき
*黄色いたんが出るような咳をしている時

(細菌感染が疑われます)
*顔色が悪く、ぐったりして元気がない時
*1歳以下のお子様(急に悪くなることがあります)
*病気をもっていて普段から医師にかかっている子供





Q.市販のクスリには1歳以上になってからというものが多いと思いますが1歳以下の子には使わないほうがいいのですか?

A.添付文書にそう書いてある薬は、使わない方が安心です。
市販の風邪薬でも3ヶ月から大丈夫なものもありますが、できるだけ医師の診察を受けましょう




Q.市販のクスリを購入する時に気をつけることは?

A.『子供の症状をはっきりと薬剤師に伝える』ことです。

いつからどのような症状が表れて、今現在はどんな状態かを説明してください。

例えば、熱はどのくらいか?咳は乾いた咳か、たんがからむ咳か?鼻水はどうか?などです。

そして何に効く薬がほしいのかをしっかり伝えるようにしてください。以前服用して体に合わなかった薬があれば、名前を覚えておき、それも伝えましょう。



        
Q.咳止めとか、鼻水用とか総合感冒薬などいろいろな種類がありますが、どのような点に気をつけて選べば良いのですか?

A.一番気になる症状、たとえば熱があるのか、鼻水だけなのか、咳だけなのか、すべての症状があるのかなどを薬剤師に説明して選んでもらいましょう。

市販の薬はいろいろな成分を混ぜてありますので、できるだけ症状に関係のない薬の入っていないものを選んで下さい。たとえば、熱がない場合、解熱剤の入っていないものを選ぶようにします。




Q.常用しているクスリがあるのですが、そういった場合には何を気をつけたら良いですか?        

A.医師に処方してもらうのが一番安心です。

または、定期診察などのときに大衆薬を医師に見せて風邪の症状の時にいっしょに服用していいか確認をしておくと安心でしょう。
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