番外(オマケ):
ペリカン「minoro Pocket Pen K7」5,250円(税込)

ペリカン minoro Pocket Pen K7
最大160mmまで長さを調整できるため、好みの長さで書けるのがうれしい
ベスト5に入れるには、やや価格が高く、でもアイディアの面白さと使い勝手の良さが気に入ってしまったペリカンの新製品「minoro Pocket Pen K7」をミニペンベスト5の番外編として紹介します。

こちらのペン、見た目もミニペンというより、ファーバーカステルやデルタなどが出している「ポケットペン」のカテゴリーに入るものだと思いますが、面白いのは、その携帯時の短さと、筆記時の長さを両立させるアイディア。

ペリカン minoro Pocket Pen K7
長さが調整できるという新しさ
筆記時にキャップを外して後部に差し、その差し込み具合で長さを好きに調整できます。収納時は長さ110mmのポケットサイズですが、筆記時には125mmから160mmくらいまで伸ばすことが可能。160mmというと、高級万年筆並の長さになるわけで、これはちょっとポケットペンの常識を越えた長さと言えます。

しかも、このキャップ部分は軽くて、ペン自体の重心も前寄りにあるため、長くしても重心のバランスが大変良い。特筆すべきは、軸に施された溝が、持った時の滑り止めと、キャップを固定する目的としてデザインした点。さらに、キャップの中に磁石が仕込まれていて、収納時にカチッと音を立てて収まるのもカッコ良いです。リフィルはペリカン377という大容量タイプを使っているので、サイズの割に長く書けます。現在、伊東屋で国内先行販売されています。

ガイド納富の「こだわりチェック」

ペリカン minoro Pocket Pen K7
どのミニペンも愛おしい使いやすさ
ということで、今回はかなり強引ながら、ミニペンのベスト5を紹介しました。どれも、ガイド納富が仕事や日常の中で使っていて、凄いと思った製品です。しかも、それぞれ「ミニペン」という共通点はあっても得意分野が違うので、それぞれのジャンルでのベストといった感じで、順序自体にはあまり意味がありません。どれも名作だと思っています。

それにしても、こういう小さな筆記具は、いつまでも触っていたいような魅力がありますね。そのサイズの中に注ぎ込まれたアイディアと技術の量を考えると、むしろ大きくて高価な筆記具よりも、小さい分、密度が高く、内包するポテンシャルが大きいような気さえしてしまいます。

伊東屋の手帳用ペンなんて、細部まで見てたらいつまでも飽きることがありません。XPAは何度も伸ばしたり縮めたりしてしまいます。REPORTER 4 COMPACTのノック部分の触り心地の違いを、ついつい何度も確認してしまうし、バーディスイッチは毎日のようにメモ用ペンとして使っています。PFitpenpodは、色違いを集めたくてしょうがありません。

1位から5位まで全部買っても4,914円で、しかも全部まとめてポケットに入ってしまいます。そんな小さなペン達ですが、小さいからこその面白さを、実際に使って実感してもらえたらと思います。

【関連リンク】
トンボ鉛筆「REPORTER 4 COMPACT」
パイロット「バーディスイッチ」
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