室内履きとしてのスリッパを考え直す

moviti「OTTO」」
各色3,900円(税込)黄緑は50個のみの限定カラー

スリッパは、かなり需要が高い履物です。というか、現状、室内履きとしての履物は、学生の上靴を除けば、ほぼスリッパしかありません。しかし、そのスリッパ、材質に凝ったり、携帯性を向上させたりといった、細部のバリエーションは増えていますが、その構造や使用時の快適さをアップするような工夫は、ほとんどされていないように思います。

例えば、部屋の中で使う場合、足回りが結構大きくなってしまって機動力がかなり損なわれます。また、あのペタペタする歩き心地は、快適とは言えません。そのあたりを、スッと履ける簡単さや、低価格といった部分と引き換えにして普及しているのが、スリッパの現状だと思います。もちろん、それは悪いことではないし、むしろ、あらゆる場所でスリッパが使われることに繋がっていると思うのです。

ただ、moviti(モビディー)の新しい室内履き「OTTO」のような、室内履きとしての機能を向上させた製品を見ると、スリッパにもまだ十分進化の可能性があったのだということに気付かされます。しかも、それが、きちんとデザインされたルックスになっていることに、また感動してしまいます。

フレキシブルでいて履き心地も良いという凄さ

前後もなければ左右もない、「8」の字のスリッパ

「OTTO」とはイタリア語で「8」という意味だそうで、その名前通りの八の字のデザインは、一見、何なのか分かりにくいかもしれません。しかし、この、前後も無ければ、左右どちらでも良い、そのフレキシブルなデザインが、「OTTO」のとても便利な部分でもあります。つまり、スリットになっている、どこにどんな風に足を突っ込んでも良いのです。

これが通常のスリッパ的履き方

普通は、上の写真のように、手前側の穴から足を入れて履きます。これは、いわゆるスリッパとしての使い方です。これだと、見た感じ、普通のスリッパと代わらないのですが、履いてみると色んな事に気がつきます。まず、足先が(上から見るとちょうど8の字のように)広がっているので、指先が圧迫されません。ネオプレン素材の伸縮性のおかげで、足の甲などにピッタリフィットして歩きやすいのに、指先を圧迫しないというのは、こんなに歩きやすいものなのかと思いました。

かかとをカバーして室内履き風に

さらに、かかと部分を包むようにすると、動きの多いシチュエーションでもとても歩きやすい室内履きになります。全体に柔らかい素材なので、足の動きにピッタリと追従してくれるのです。簡単には脱げないし、走ることも可能。ペタペタ云わないのも嬉しいですね。

暑いときは、これでもOK

さらに、夏場などでは、上の写真のようにつま先を出して履くことも可能です。この状態でも、特に不自由なく歩ける軽量さや、フィット感が、「OTTO」の特徴でもあるのです。実際に試してみたのですが、暑い中での、この履き方はかなり快適でした。

クッション性も良好で洗濯だって出来てしまう

オレフィン製のソールが貼られた裏側

底はオレフィン製のオリジナルデザインのソールが貼り付けられています。このソールがまた、滑りどめとしてもしっかりしている上に、はたけば簡単に埃が落ちるので快適です。ちょっとしたクッションにもなっているようで、「OTTO」の歩きやすさの秘密の一端は、ここにもあるようです。

中敷きは取り外しが可能

また、取り外し可能な中敷きが入っているのですが、この中敷のクッション効果がかなり高いようで、「OTTO」の薄さの割に、ふんわりと心地よく歩ける原因になっている感じです。洗濯時は、中敷は押し洗い、外側は手洗いで洗うことが出来るので、清潔さも保てます。かなり靴下に近い感じで愛用出来てしまうので、洗濯は結構重要かもしれません。

さらに、コンパクトで軽いので旅行などにも気軽に持っていけます。飛行機の中で履いたり、仕事場に持って行ったり、携帯性のあるスリッパは、その使用範囲が大きく広がるものです。実際、使っていると本当にどこにでも持って行きたくなるほど、履き心地の良さは当然として、とにかく「使える」のです。

つぎのページでは、足に吸い付くようなフィット感の下駄をご紹介