男のこだわりグッズ/手帳・ノート

目から鱗の超機能革製カードスリーブ二種(2ページ目)

モールスキンのスタイルをそのままにペンホルダーを追加できる「Lim Bookmark Sleeve」、名刺とメモ、ICカードとペン、現代の必需品をミニマムに持ち歩ける「Lim Card Sleeve」、凄いクオリティです。

納富 廉邦

執筆者:納富 廉邦

男のこだわりグッズガイド


何にでもペン差しとポケットを追加出来る

文庫本に装着すると、また違った使い方が可能

このように、文庫本に栞とペン差しとポケットとブックバンドを追加することも出来ます。若き日の糸井重里氏は、ニーチェの文庫本に直接メモをとっていたそうですし(その記憶が「ほぼ日手帳」誕生に繋がっているそうです)、本に書き込みをする方にはとても便利なのではないでしょうか。栞とブックバンドとポケットまで付くので、例えば、スリーブポケットの中に名刺やメモ、ICカードなどを入れて、お気に入りの文庫本にセットすれば、それだけでお出かけセットの出来上がりです。ゴムに多少無理はかかりますが新書版くらいまでなら対応します。

クオバディス「Plain」と組合せてみた

上の写真は、ガイド納富の来年用外出用手帳セットです。見開き一ヶ月のクオバディス最薄手帳「Plain」「ほぼ日のメモ帳」「ほぼ日の路線図」をセットし、それらを「Lim Bookmark Sleeve」でまとめています。これで一覧性が高い予定表、切り離せるメモ帳、詳細な路線図(今年のほぼ日の路線図は、その詳しさとエリアの広さが凄いです。でも京都が掲載されていないのが少し残念)、ペン、名刺、覚書、写真、ポストイットなどが、とてもコンパクトに携帯出来ます。本当は、これに信頼文具輔オリジナルのコードヴァン製カバー「SPRG ダイアリーカバー プレイン対応」を合わせたいのですが、予算不足でまだ買えていません。

ペン差しがある程度の太さがあるため、細身の万年筆が入るのも嬉しいところです。写真はパーカーのPARKER75ですが、他にラミー2000、ペリカンのM300も入りました。ガイド納富としては、トンボの「ZOOM414」か、ラミーの「トライペン」、伊東屋の「Helvetica多機能ペン 2+1」あたりの細身の多機能ペンにハイテックCのリフィルとスタイラスを入れたものが、この「Lim Bookmark Sleeve」には似合うのではないかと思っています。

薄さ軽さと両立する丈夫さと機動性

幅広の丈夫で伸びの良いラバーバンド

この「Lim Bookmark Sleeve」の場合、ゴムバンド部分はかなり酷使されます。そのため細いゴムではすぐ切れてしまいますし、太いゴムにすると、今度は薄さや軽さに影響が出ます。様々な素材を試して、守川氏がたどり着いたのは、女性用の高級下着にも使われているタイプのラバーバンド。耐久性が高いポリウレタン素材を編み込んだもので、耐久性がある上に手触りも良いのが特徴。幅があるので、しっかり縫い付けられています。

また、革のシボ(しわのような模様)は型押しではなく、熟練職人の手揉みによるシボ加工。なので一つ一つ表情が違い、また使えば使うほど味わいが出る仕上げです。シンプルな形だからこそ、素材や縫製の良さが重要なのだという事を教えてくれるようなグッズだと思います。

次のページでは、ミニマルな持ち歩きツールを実現する「Lim Card Sleeve」を紹介します。


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