見た目良し!機能良し!おすすめの保冷ペットボトルホルダー
BUILT NY「20-ounce Tote」 |
暑い季節、とりあえず冷たいものでも飲まないとやってらんない、という感じで、ペットボトルを買ってしまうのですが、意外に困るのが、飲みかけのペットボトルの始末です。カバンに入れると汗をかいて、カバンの中が濡れてしまうし、そのまま持っておくには邪魔ですし、何となくカッコも悪い感じがします。
ペットボトルカバーも色々あるのですが、結構かさばるデザインだったり、アウトドア風のデザインでスーツなどに合わなかったりと、あまり良い物が見当たらないジャンルでした。その中では、デザイン的にかなりスマートで使いやすそうだと思ったのが、BUILT NYの「20-ounce Tote」というボトルカバーでした。
BUILT NYはニューヨークのデザインチームですが、これまで、ややファミリー向きのデザインをするところだと思っていました。ところが、この「20-ounce Tote」なら、大人の男が持ってもおかしくないどころか、服のデザインを選ばないおしゃれな形で、しかも価格も手頃(税込みで1470円)。とりあえず使ってみようと購入したところ、その次の瞬間から手放せなくなるほどでした。
ネオプレン素材による持ちやすさと飲みやすさ
飲むときは上部を裏返すだけ
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「20-ounce Tote」は一言で言えば、ウェットスーツなどに使われるネオプレン素材で作られた500mlペットボトル用のホルダーケースです。ネオプレン素材だから、どの形状のボトルでもスムーズに装着可能。最近増えた、イレギュラーな形状のペットボトルでも、きっちりとサポートします。伸縮性があるため、ペットボトルは簡単にはすっぽ抜けたりしませんし、ペットボトルにぴったりと装着されるので、見た感じもスマートです。
飲むときは、くるりと上部を裏返せば良いので、ストレス無くゴクゴクと飲むことが出来ます。滑らない上にクッション性のある素材なので、ペットボトルを直接持つよりも安全で持ちやすくなるのも、このペットボトルカバーの特徴。実際、ガイド納富は、この「20-ounce Tote」を買ってから、外でペットボトルを飲む機会が増えてしまいました。そのくらい、飲みやすいし、持ち歩きやすいと思うのです。
意外に使える「持ち手」部分の設計の良さ
鞄にも下げられる把手が使いやすさの秘密
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使ってみて、ポイントが高いと思ったのが、把手というか、上部のループになった部分です。ここに指を引っ掛けて持ち歩くのですが、これがとても持ちやすいのです。カバンなどと一緒に持ったときに、指先にかかる負担が少なくて持ち歩きやすいのです。また、このままカバンの中に入れた場合も、この把手のおかげで出し入れがスムーズにいきます。
ペットボトルをそのまま持っていると、水滴は付くし、中の飲み物の温度は上がるし、ペットボトルのデザイン次第ではやけにカッコ悪いし、他の荷物と一緒には持ちにくいなど、良いことは全然無いのですが、この「20-ounce Tote」に入れておけば、そのあたりのことは全部解決してしまいます。上の写真のようにカバンの把手などにぶら下げることも可能なので、ペットボトルを持ち歩くスタイルの選択肢が増えます。それがまた、何とも嬉しくて、ついついペットボトルを買ってしまうガイド納富です。
保冷(温)性と携帯性も中々のもの
平たくなるから収納時も邪魔にならない
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ウェットスーツの素材ですから、それなりの保温性もあります。ガイド納富が試したところでは、7月の東京、曇った日でしたら、約40分~50分は、買った時の冷たさをほぼ保っていました。同じ条件で、このカバーをしなかった場合、約20分でぬるいと感じたので、それなりの保温性はあると言っていいでしょう。中身を凍らせるタイプのペットボトルだと、保冷機能はもちろん、ボトル表面につく汗をカバーが吸収してくれるのが有り難いです。
また、ペットボトルを抜くとキレイに平たくなる設計なので、カバンの中で邪魔にならないのが嬉しいですね。重さも50gですから、とりあえずカバンに放り込んでおけば、必ず役に立ちます。ガイド納富は、この「20-ounce Tote」を購入して以来、外出時は必ず持ち歩いていますが、暑い季節には本当に役に立つのです。
ガイド納富の「こだわりチェック」
「20-ounce Tote」という名前は、欧米で一般的なワンウェイボトルが20オンス(約600ml)で、このペットボトルカバーも実は、その20オンスボトル用のカバーだからなんですね。だから、海外でも使えるわけです。その場合、ガラス瓶だったりするのですが、このカバーを付ければ耐ショックにも役立ちます。日本でも、例えばコントレックスなどは20オンスボトルです。そういう、少し背が高いタイプにも使えるわけです。
ただ、一ヶ所だけ、上部のループを留めているボタンですが、これ、外し方が悪いとボタン部分が生地部分から外れてしまうので注意が必要。そこさえ注意すれば、スッキリとして場所や服装を選ばないデザインと、必要十分の機能性、ペットボトルという、それだけでも便利なものをさらに便利に使いやすくする、そのアイディアと実用性。これは、久々の殿堂入りレベルの名品だと思います。
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