男のこだわりグッズ/文房具・小道具

ガイド納富が選ぶサンスター文具名作選(2ページ目)

文具王高畑正幸さんが勤めるサンスター文具は、ガイド納富にとっても「スパイ手帳」などで思い出深いメーカー。今もスパイ手帳の血脈を受け継ぐアイディア文具の宝庫サンスター文具の名作を紹介します。

納富 廉邦

執筆者:納富 廉邦

男のこだわりグッズガイド


ペーパーステッチロック・タワー

ペーパーステッチロック・タワー
(ブルーベリー、アイス、ストロベリー、ブラック
:各色1050円)

この綴じる紙で紙を綴じるという仕組みは、実際に使ってみないと分かりにくいと思いますが、使って見ると、「おお」と感動してしまうくらいエレガントな仕掛けになっています。紙をベロ型に打ち抜くと同時に、切れ込みも入れて、その切れ込みにベロ型に打ち抜いた紙を巻き込んで綴じるのですが、うーん、やはり伝わらない気がします。

ペーパーステッチロック・タワーで綴じた紙

写真を見てもらうと分かるでしょうか。こんな感じです。これでコピー用紙約4枚までを綴じる事ができます。紙しか使っていないから、そのまま捨てられますし、ステープラー自体も場所をとらないデザインなので、机の上に置いておくと重宝します。用紙の角を曲げるタイプではなく、紙を挟んでワンプッシュするだけなのも、不器用で面倒くさがりのガイド納富に向いているのです。

4機能DGボール Pro

4機能DGボール Pro
(ブラック、ネイビーブルー、ワインレッド
:各210円)

世の中には様々な多機能ペンがありますが、「書く」ということに、ここまでこだわったペンは初めてでした。何と、この多機能ボールペン、色は黒と赤の2色だけ、しかし、その黒のペン先が、0.5mm、0.7mm、1.0mmと三種類用意されているのです(赤は0.7mm)。

実際、書くシチュエーションによって、太さを変えたいことはよくあります。手帳には細い文字で書き込みたいし、メモは中程度の太さが見易く、書きやすいですし、取材用などでは太い文字が後で見直す時に助かります。それが、1本のペンで使い分けられるのです。また、グリップ部のソフトなラバーのおかげで持ち心地もかなり良いのです。

スタイラスになっている頭頂部

確かに、ややマニアックなペンだと思うのですが、使ってみると、太さを変えたいシチュエーションはかなり沢山あるものなのです。また、状況に応じて文字の太さを変えるという新しい楽しみも見つけることが出来ます。さらに、ペンの背が尖り気味になっているのは、ここでPDAやニンテンドーDSの操作が行えるようにという配慮。こういう細かい部分への気配りがまた嬉しいのでした。

次のページでは、まるでスパイ手帳並に凝った「コンパス」とサンスター文具への感想などを


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