金額で決める

買ってから、いくら含み損になったら売るというように、具体的な金額を聞けておくという方法です。たとえば、3万円の含み損担ったら損切りをするというように。最初から売るラインが決まっているので、心理的には楽に損切りができるようになります。

この金額をいくらにするのかという点が気になるところですが、次の銘柄を変えるくらいの金額が残るようにする必要があります。

たとえば、資金が100万円で、5万円の損切りであれば95万円となり、次の銘柄も選びやすくなります。しかし、100万円が30万円になってしまうような大きな損切りの場合、残りの30万円で買える株はけっこう絞り込まれてしまいます。ということは、有望銘柄を買うことができない可能性もあるので、損切りはできるだけ早く行うのがベストです。


パーセンテージで決める

たとえば、10%下がったら売るというように、具体的な金額ではなく、あくまで割合で考える方法です。この場合、買った株の値動きの大きさにも左右されてくるので注意が必要です。

値動きが激しくて、1日に5%も10%も動いてしまうような株の場合、あっという間に損切りをすることになってしまいます。逆にほとんど値動きがない場合には、長い間含み損を抱えていることになりかねないので、その銘柄の特徴に合わせて考えるといいでしょう。


チャートで決める

最後は、一種のテクニカル分析です。チャートを見たときに、前回の安値を意識する人はけっこう多く、そこがした支えになることも多々あります。 

トヨタ自動車のチャート。赤い線が下支えのライン。チャートはマネックス証券より。

トヨタ自動車のチャート。赤い線が下支えのライン。チャートはマネックス証券より。

ということは、そのラインを割って株価が下がってしまうと、さらに売られてしまいます。結果株価がどんどん下がっていくことにつながるので、下支えのラインを割るタイミングを損切りの基準にするという手もあります。


損切りをすること自体も大切ですが、その前にタイミングを決めておくことはとても大切なことです。ただ、ここで決めたことが絶対的なものではなくて、場合によってはもっと早い段階で損切りをしなけらばならないこともあります。相場を見ながら、臨機応変に対応すること。これが、自分を守る方法でもあります。

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