そしてこの夏、とくに欠かせない人気の小物がアイウエアです。ということで今回は、おすすめの2タイプを紹介したいと思います。
インテリジェンスを醸すブラックフレーム
“仕立てる眼鏡屋”をコンセプトに掲げるオプティカルテーラー クレイドル。そんな専門ショップが、培ってきたノウハウを注ぎ込んで生み出した人気のオリジナルブランドが「エフェクター」です。3万3600円/エフェクター(オプティカルテーラー クレイドル青山店 TEL.03-6418-0577) photo:石井幸久 |
主張のあるブラックフレームが顔を精悍に演出し、知的に見えるのがこのタイプの魅力。最近は、デザインはもちろん、素材に関してもバリエーションが増えていますので、自分の顔の形やスタイル、イメージにあったタイプが必ず見つかるはずです。
いちばん上で紹介したアイテムは多様なバリエーションの典型例のひとつです。ブランドを象徴する定番モデルのマテリアルをウッドに置き換えることで、斬新で新鮮な印象が加わっています。セルフレームよりも優しい表情なので、幅広いスタイルに対応してくれるはずです。
このアイウエアは、クレイドルが手がけるオリジナルのブランドで「エフェクター」のもの。「Rock On The Eyewear」をテーマにしているだけあって、黒いフレームのメガネが豊富にラインナップされています。この“distortion limited”は、代表モデルのひとつを木製にした限定バージョン。軽量かつ、温もりのある肌触りが特徴です。実は私自身も(ここで紹介するのは避け、個人のブログで紹介しようと思いますが)エフェクターの愛用者のひとりです。
際立つ存在感もブラックフレームの特徴
左/このモデルの名前は“夜‐08”。暗闇を象徴するようなフレームとスマートなフロントの表情、太く力強いテンプル(腕、ツルとも呼ばれるメガネを支える部分)が特徴的。2万9400円/レス ザン ヒューマン(アバーロ TEL.03-3780-6703) 右/レトロな印象が強いブラックフレームと、存在感あふれる大きなレンズを巧みに融合させています。3万5700円/カトラー&グロス(オプティカルテーラー クレイドル青山店 TEL.03-6418-0577) photo:石井幸久 |
左のアイウエアは、気鋭のドメスティックブランド「レス ザン ヒューマン」。意表をつくネーミングや意外なコラボレーションで話題を呼んでいます。一方、右のアイウエアは、イギリスの人気ブランド「カトラー&グロス」。クラシックを基本にしながらも、クリエイティビティやモード感を加えたデザインで、ファッション関係者やセレブからも評価を得ています。
ブラックのフレームは存在感が強いために、メガネ単体で見ると個性が際立って見えることもあります。しかし実際に掛けてみると意外としっくりこともあるものです。ショップスタッフのアドバイスを参考にしながら、納得いくまで掛けてみるのが、愛用できるアイテムを選ぶコツだと思います。
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